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<活動報告>2022年12月7日(水)植栽作業 【県民参加の森林づくり】

16箱根町仙石原(植栽)

「<活動報告>2022年12月7日(水)植栽作業 【県民参加の森林づくり】」の詳細

日時2022年12月7日(水) 予備日 12月8日(木)
8時30分〜16時00分 ※行楽シーズンにより、道路渋滞等の遅れが見込まれます。
場所

場 所 箱根町仙石原(町有林)

集 合 8時30分 JR東海道線・小田急線 小田原駅西口 専用バスで現地へ移動し、30分程度歩きます。

または 9時30分 箱根町仙石原浄水センター駐車場 30分程度歩きます。

 駐車場 箱根町仙石原浄水センター駐車場

 

 

 

植栽作業です。

現場は急傾斜地です。活動場所まで40分~1時間傾斜のあるハイキングコースを歩きます。

ご参加についてはご自身の体力・体調を考慮してお申込みください。

 

源泉かけ流しの温泉で汗を流せます。

はじめて参加される方は「森林づくり活動参加にあたって」をよくご確認ください。

森の中へ入ってみよう

▼内 容植栽 前回活動状況
▼定 員事前申込制100名 先着順(申込開始日10月1日)
▼日 程午前は植栽作業。
昼食後、箱根高原ホテルさんのご厚意により温泉で汗を流してから、バスで小田原駅まで戻り解散(16時00分)。
(箱根町仙石原浄水センター駐車場解散は13時30分)
▼共 催箱根町
▼協 力箱根高原ホテル
森を育む紙製飲料容器普及協議会(もりかみ協議会)
▼雨天時雨天時は予備日がある場合延期、予備日がない場合及び予備日も雨天の場合は中止
実施の有無については、前日の午後6時以降に録音テープにてご案内いたしますので「045-412-2255」にご確認ください。
当財団ツイッターでも、開催状況をお知らせしておりますのでご確認ください。
財団公式ツイッター
▼申込方法「参加申し込みはこちら(*注)」からのイベント申込フォームに入力か電話または、①~⑥を記入のうえ、メール/FAX/はがきにてお申し込みください。①参加希望日とイベント名
②代表者氏名・住所・電話番号
③森林づくり登録番号をお持ちの方は登録番号
④会員の方は会員番号
⑤メール申し込みのかたはメールアドレス
⑥同伴者氏名
(*注)「参加申し込みはこちら」は参加受付中の時、ボタンが出ます。 ※受付は先着順です。定員を越え、ご参加をお断りする場合のみご連絡しております。特に連絡がない場合はそのままご参加ください。
▼問合せ先〒220-0073  横浜市西区岡野2-12-20
(公財)かながわトラストみどり財団
みどり森林課
※電話:045-412-2255
※FAX:045-412-2300
※メール:midori@ktm.or.jp

箱根仙石原浄水センター駐車場から30分程度徒歩で移動します。ウォーキングをお楽しみください

人生100年時代…100年以上生きていく森づくりの第1歩

 今年度16回目の県民参加の森林づくり活動は箱根町仙石原でイロハモミジ・ヤマボウシ・ヒメシャラ・ブナ・ホオノキ・ミツマタの6種類を計800本もの広葉樹を植樹しました。スギやヒノキの針葉樹の上層木と今回植樹した広葉樹の下層木で構成される針広混交林へ…その第1歩を71名のボランティアの皆様と踏み出しました。

■季節の移ろいと新たな出会い
 活動日前日は神奈川県全域で雨に見舞われましたが、活動当日は朝から快晴。ただ、日陰に入ると12月の冬本番を感じさせる寒さがありました。集合場所の小田原駅からマイクロバスに乗車し、1時間程度でオリエンテーションを行う仙石原浄水センター駐車場に到着。
 9時40分、オリエンテーションを開始。共催の箱根町観光課の職員の方より、箱根町と箱根の森の紹介、今回植える広葉樹とその森林の展望をお話しいただきました。次世代の森林を育む今日の活動に期待感が高まります。

ストレッチを十分に行って、仙石原~湖尻自然探勝歩道を歩きだしました。インストラクターがコース沿いの樹木や植物を紹介しながらご案内し、時折感嘆の声が上がっていました。ハイキングコースも終盤に差し掛かり、見晴らしのいいところで一時休息。振り返ると、大涌谷の煙が雲のように立ち上がっている様子が見えました。近くの木々に視線を移すと、ボタンヅル類が真っ白な綿毛を広げており、雪景色のような趣きに目を奪われました。

■木漏れ日に照らされる幼木
 10時50分、活動場所へ到着。唐ぐわ(固い土を掘り返せて、木の根切りなどもできる頑丈な一枚刃鍬)を受け取り、班ごとの活動エリアに移動。インストラクターが植樹する樹木を改めて紹介し、植樹の手順についてお手本を見せながら説明します。レクチャー後は、くわと苗木を手に作業に臨みます。苗木が隠れるぐらいの穴をくわで掘り、苗木をまっすぐ立つように植え付けて土で埋め戻します。土の上からしっかりと踏みつけ、支柱に紐で苗木を優しく結ぶことで、雨風で苗木が倒れることを防ぎます。最後に、乾燥防止に落葉を苗木の周りに集めて、植樹完了です。800本の苗木もみんなでやると、あっという間。

 1時間もすると、「まだ苗木余ってるー?」「どこか植えるところあるー?」なんてやり取りが各班で飛び交います。そんな皆さんの様子を針葉樹の高木の隙間から差し込む光が照らしており、美しい景色でした。この木漏れ日がこれからは苗木の成長を手助けしてくれる光明となるでしょう。

■作業の後のお楽しみ温泉タイム
 12時30分、道具を片付けて閉会。ハイキングコースを登って、作業に臨んだ2時間で気づかないうちに喉がカラカラ…。神奈川柑橘果工様からご提供いただいた足柄茶をお配りすると、皆さん一気に飲み干していらっしゃいました。広場でのランチを済ませ、体が冷える前に急ぎ足で下山します。

 13時50分、仙石原浄水センターから箱根高原ホテルに向かってバスで移動。箱根高原ホテル様では、温泉入浴時間をたっぷりと取りました。
 15時30分マイクロバスに乗車し、小田原駅へ向かいます。2万歩ほど歩いて、温泉で温まった体は睡魔にいざなわれ…うつらうつら。目を開けると、小田原駅西口に到着。2022年の最後の活動も無事終えました。

■活動に新たな旋風巻きおこる…!
 実は今回の活動は、11月末に「神奈川県森林インストラクター」の神奈川県知事認定を受けた17期生のうち、3人のデビュー戦でした。17期生にインタビューすると、「高齢の方が多いのに、参加者の皆さんが活き活きと活動していて、その活動できる場所の安全管理や雰囲気作りをこれから担っていく…とてもやりがいを感じました。」と答えてくれました。
今後の活動もフレッシュなインストラクターが増えて、活動がさらに盛り上がることを願っています。

箱根の山並みが広がっています

 

40分ほどハイキングコースを登ります

 

大涌谷の噴煙が遠くに見えます

 

雪景色のようなボタンヅル類の真っ白な綿毛

 

くわを構えて準備万端!

 

インストラクターがお手本に植えてみます

 

植えた苗木はしっかりと踏み固めます

 

風で倒れないよう優しく支柱に結びます

 

最後に乾燥を防ぐため、落葉等を集めます

 

針葉樹の間から差し込む木漏れ日で苗木たちがすくすく育っていくでしょう

 

しばしランチタイム

 

箱根高原ホテルで休憩中に手品を披露いただきました

 

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