「かながわ緑の大使」からご挨拶
3月に任期を満了する「かながわ緑の大使」の五百蔵果音(いおろい かのん)さんと引き続き大使として活動する小林優美(こばやし ゆうみ)さんから、応援いただいた皆さまへメッセージを預かりました。
五百蔵 果音(いおろい かのん)さん
まず初めに、一年間「かながわ緑の大使」として活動させていただいたことをお礼申し上げます。
高校三年生で受験勉強の制約を受けながらも、少ない時間の中で活動できたのは、大使の活動でふれあった地域の方々の暖かい支援のおかげです。
私は将来、研究者として環境問題を解決したいと思っているので、大使としての活動は今後の自分の活動の糧になる良い経験になりました。
また、一緒に森林環境を良いものにしようという皆さんの気持ちを肌で感じることができ、それは自分の力になりました。
これからもアプローチの仕方は違えど、皆さんと同じ気持ちで緑地や森林保全に努め、ボランティア活動も続けていきたいと思っています。
一年間、本当にありがとうございました。
小林 優美(こばやし ゆうみ)さん
今年度、「かながわ緑の大使」を務めさせていただいた小林優美です。
大使としての活動は今までに経験したことのない事ばかりでした。実際にイベント等に参加させていただき、緑地や森林の役割や保全について多くのことを体感し、学ぶことができました。緑地や森林は私たちに欠かせないものであることを実感し、これからもその気持ちを大切にしたいと思います。
募金活動へのご協力や、大使の活動への応援、ありがとうございました。
「かながわ緑の大使」の事業を通して (事務局より)
2021年4月から、早や1年が過ぎようとしています。
新型コロナウイルス感染症の収束は難しく、「withコロナ」という言葉が定着してしまいました。
森林づくりボランティアや募金活動を通して知り合った二人の女子学生に「2021年4月から、『かながわ緑の大使』として1年間活動してみませんか?」と伝えたところ、快諾いただき、それから二人三脚で活動しました。最初は緊張していた二人でしたが、回数を重ねるたびに募金活動等、積極的に行ってくれました。
大使達は集合時間の1時間前から駅に立ち、イベントやボランティア参加者をお迎えし、森林ボランティア作業の他、募金活動やSNSでの情報発信などに協力してくれました。
また、「森林や緑地でメモが必要な時に、携帯型のペンとメモがあれば便利じゃないかな。」と二人で考えてくれた募金グッズ、「エコメモノート」は参加者の方に大好評でした。
名残惜しいのですが、五百蔵さんは将来の目標のため、希望した県外の大学へ進まれます。移動中のバスでも参考書を離さなかった姿を思い出すと、彼女の目標に一歩近づいたことをとても嬉しく思います。
乗り物酔いがひどい小林さんと、バスから降りて一緒に歩いた丹沢の道。スマホがつながらない圏外の道を「なんとかなるよね」と二人で歩き、到着した菩提峠では、小林さんは元気に植樹していましたが、本当は周りに気を遣っていたと思います。
最後に応援いただいた多くの方にお礼申し上げます。
イベントでは直接暖かいお言葉をかけてくださったり、また、「大使は白手袋をするものだから。」と匿名で白手袋と励ましのメッセージをお送りくださった方。受け取った二人からくれぐれもお礼を、との伝言を預かりました。
4月からは小林さんと新しい大使の皆さんが活動を開始します。
引き続き応援をよろしくお願いします。