緑の祭典”かながわ未来の森づくり”2024inさがみはら

５月２６日（日）、爽やかな陽ざしのなか、「緑の祭典“かながわ未来の森づくり”2024 in さがみはら」を、神奈川県、相模原市、（公財）かながわトラストみどり財団の主催により、都市の中の森林「木もれびの森（相模原市南区大野台８丁目ほか）」の中で開催しました。

９時30分の受付開始に合せ続々と参加者の皆様が集まり、公募参加者320人、相模原市立大野台小学校・大野台中学校の児童生徒ら95名合せて415名による植樹活動が3会場に分かれて実施されました。植樹会場はナラ枯れ被害が激しく大きなコナラなどが枯れた場所であり、枯れた木を伐採した後、県民による森林づくりとしてコナラ、クヌギ、ヤマザクラの苗木450本が植えられました。

11時近くになると、記念式典の開始を告げる「こもれびサックスアンサンブル」の軽やかなサックスの響きが森へ流れだしました。

記念式典は、2023ミス日本みどりの大使上村さや香さんの司会で行われ、主催者あいさつ、来賓紹介と続き、かながわトラストみどり財団が主催する「県民参加の森林づくり活動」の参加が100回を超えた森林ボランティア２名様の表彰が行われました。引き続き、（株）スポーツクラブ相模原（SC相模原）と相模原市による森林づくりやさがみはら津久井産材の利用などについて連携して取り組む協定の締結式が行われました。最後に、相模原市みどりの少年団員と相模原療育園の皆様の介添えにより代表者による記念植樹が行われました。

式典の締めくくりとして、司会を行った上村さや香さんの「森で愛ましょう」の歌声が国産材によるギターの音色ともに森の中に溶け込んでいきました。

昼食時には、みどりの少年団とみどりの大使による「緑の募金」活動が行われました。募金にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

午後には、「木もれびの森自然観察会」と「さがみはら津久井産材木造住宅等見学会」が行われました。自然観察会では、神奈川県森林インストラクターの案内のもと、地元森林ボランティア団体との協力により、木もれびの森の動植物や森林管理についてのお話を森の中で聞くことができました。木造住宅等見学会では、マイクロバスに乗り製材工場や津久井産の材木によって建てられた住宅の内覧が行われました。

また、式典会場横のブース展示会場では、開催時間（9：30～15：00）の間、ボランティア団体、市、県の関係機関によるみどりや森林などに関連した展示、体験、販売のブースと併せて、冒険遊び場が設置され、子どもから大人まで時間いっぱい楽しまれた様子でした。

今回の緑の祭典は、公募参加者に加え地元の小中学校やボランティア団体の方々など多くの協力者、賛同者を得て、700名を超える集まりとなりました。お集まりくださいました多くの皆様、ありがとうございました。

今後、植栽地は地元ボランティア団体の皆様とともに、県民参加の森林づくりの場として、森林再生のための森林管理作業を進めていきます。

都市の中の森林「木もれびの森」を次の世代につなぐため、緑の祭典を契機にさらに活動を行ってまいります。

受付

中学校植樹活動

小学校植樹活動

公募参加者植樹活動

プロローグ：こもれびサックスアンサンブル

主催者あいさつ

森林ボランティア表彰

記念植樹実施状況

記念植樹完了

記念植樹参加者

エピローグ：みどりの大使

緑の募金：相模原市みどりの少年団

緑の募金活動財団ブース

出展ブース

木もれびの森自然観察会

さがみはら津久井産材木造住宅等見学会