「境川遊水地公園での冬鳥の野鳥観察会」の詳細
日時 | 2024年01月20日(土) 09:30~14:00 |
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場所 | 集 合 小田急線六会日大前駅改札前 9:30 行 程 六会日大前駅→県立境川遊水地公園(俣野・下飯田・今田遊水地)→元木~バス~湘南台駅 |
野鳥観察会
▼集 合 | 小田急線六会日大前駅改札前 9:30 |
▼解 散 | 湘南台駅 14:00 |
▼行 程 | 六会日大前駅→県立境川遊水地公園(俣野・下飯田・今田遊水地)→元木~バス~湘南台駅 |
▼講 師 | 元(公財)日本鳥類保護連盟調査室長 坂本堅五 氏 |
▼定 員 | 20人(抽選) |
▼参加費 | 会員 無料 一般 2,000円 学生 1,000円 ※現地までの交通費及び行程途中のバス代は各自負担です。 |
▼雨天時 | 原則として小雨天実施です。コース等の変更をする場合があります。 当財団ツイッターでも、開催状況をお知らせしています。 財団公式ツイッター |
▼持ち物等 | 歩きやすい靴、帽子、筆記用具、雨具、昼食、水筒、敷物、双眼鏡 |
▼申込方法 | 【申込受付】受付終了 ①参加希望日と行事名 ②代表者氏名・住所・電話番号 ③会員の方は会員番号 ④メール申し込みのかたはメールアドレス ⑤同伴者氏名・住所・電話番号・会員の方は会員番号 ①~⑤ご記入のうえ、メール/FAX/はがき/イベントフォームにてお申し込みください。 〒220-0073 横浜市西区岡野2-12-20 (公財)かながわトラストみどり財団 みどり企画課 ※FAX:045-412-2300 ※メール:midori@ktm.or.jp 問合せ先 (公財)かながわトラストみどり財団 ※電話:045-412-2525 |
▼概 要 | 整備された今田遊水地にいろいろな野鳥が集まって来ますので、一緒に観察しましょう。 |
「野鳥観察会 境川遊水地公園での冬鳥の野鳥観察会」活動報告書
境川遊水地公園は、戸塚区、泉区と藤沢市の境に位置する公園で、洪水被害を軽減させるための遊水地を平常時は公園として有効活用されています。今回の講師、元日本鳥類保護連盟調査室長の坂本堅五氏によると、公園内には3つの大きな池があり、様々な生き物が生息して、以前は、俣野遊水地と下飯田遊水地で多くの野鳥が見られましたが、最近では今田遊水地の方が多く見られるようになり、珍しい野鳥も観察されているとの状況を事前に伺うことができ、観察時間の配分に役立てました。
この日は、雨の中を六会日大前駅東口からスタート。歩き始めて間も無く、道路沿い野鳥を見つけると立ち止まり観察しながら、講師提供の資料により野鳥の見分け方のポイント説明がありました。まず、鳥の大きさについて、例えばスズメより大きくハトより小さいなど、自分の知っている鳥を基準にして比較します。また、飛び方は、ムクドリやスズメなどの直線飛行か、ヒヨドリやセキレイなどの波形飛行を見分け、歩き方の特徴は、ツグミなどのホッピングか、ムクドリなどのウォーキングなのか観察し、把握したポイントと色や姿を併せて見分ける方法が紹介されていました。
俣野遊水地を観察後、境川遊水地情報センターで休憩と防寒対策。講師から双眼鏡の合わせ方について案内され、動かない対象物で視野が一つの輪になるように接眼レンズを目の幅に合わせ、次に左目、右目のピントを合わせた後、近い所、遠い所にピントを合わせてみる手順。これらを記載した資料に基づき確認されていました。
また、低温下で雨天のため、今後の時間短縮を説明し参加者に確認を行い、下飯田遊水地から鷺舞橋を渡り、今田遊水地へ移動しました。
こうして、今田遊水地を折り返した時に、講師が当日資料の表紙に掲載したオオヒシクイという珍鳥にも出会うことができました。
今の時期は、カモのオスがきれいな羽に換羽し、メスにアピールするため一番きれいな羽の色をしていることが紹介され、注目して観察しました。
そのなかで、サギなどを見つけた際には、参加者にその都度、講師オリジナルの手製パネルを利用し特徴などが説明され、参加者からは、分かりやすく観察できたなどといった感想がありました。
最後に講師から、観察できた野鳥を参加者と情報交換する「鳥合わせ」が行われ、マガモ、オカヨシガモ、カイツブリ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、コサギ、カワセミ、ホオジロ、ハクセキレイ、ツグミ、モズ、アオジ、ジョウビタキ、オオヒシクイなど31種類を確認することができました。
〈六会日大前駅でオリエンテーション〉
〈講師の坂本堅五氏〉
〈双眼鏡の使い方などを説明〉
〈講師オリジナルパネルで分かりやすく説明〉
〈参加者からの質問にその都度回答〉
〈鷺舞橋から観察〉
〈今田遊水地で「オオヒシクイ」観察〉
〈「鳥合わせ」を行い解散〉