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小田原城と城下町、自然と文化の調和した街巡り

odacastle

「小田原城と城下町、自然と文化の調和した街巡り」の詳細

日時2023年10月15日(日)
10:00~15:00
場所

集 合 JR小田原駅改札前小田原駅観光案内所前 10:00

行 程 小田原駅→小田原城址公園→報徳二宮神社→西海土通り→御幸の浜(昼食)→小田原城本丸(一旦解散)→ミナカ小田原→小田原駅

自然観察会

※当初予定していたイベント内容が変更になりました。

▼集 合JR小田原駅改札前・小田原駅観光案内所前 10:00
▼解 散小田原駅 15:00
▼行 程小田原駅→小田原城址公園→報徳二宮神社→西海土通り→御幸の浜(昼食)→小田原城本丸(一旦解散)→ミナカ小田原→小田原駅
▼講 師NPO法人全国森林インストラクター神奈川会
▼定 員30人(抽選)
▼参加費会員 無料
一般2,000円
学生1,000円
※現地までの交通費は各自負担です。
▼雨天時原則として小雨天実施です。コース等の変更をする場合があります。当財団ツイッターでも、開催状況をお知らせしています。
財団公式ツイッター
▼持ち物等歩きやすい靴、帽子、昼食、飲物、敷物、筆記用具、雨具
▼申込方法【申込受付】受付終了
①参加希望日と行事名
②代表者氏名・住所・電話番号
③会員の方は会員番号
④メール申し込みのかたはメールアドレス
⑤同伴者氏名・住所・電話番号・会員の方は会員番号
①~⑤ご記入のうえ、メール/FAX/はがき/イベントフォームにてお申し込みください。
〒220-0073
横浜市西区岡野2-12-20
(公財)かながわトラストみどり財団
みどり企画課
※FAX:045-412-2300
※メール:midori@ktm.or.jp
▼問合せ先(公財)かながわトラストみどり財団
※電話:045-412-2525
▼概 要小田原城と城下町・宿場町の自然豊かな歴史・文化にふれましょう。

「自然観察会 小田原城と城下町、自然と文化の調和した街巡り」活動報告書

「今日の参加者は本当に自然観察が好き」

朝、小田原へ向かう途中、電車から見た鈍色の空と大きな雨粒を目にし、「今日来られた方は本当に自然観察が好きな方に違いない」と思いながら、小田原駅へ到着。

集合場所には20名以上の参加者が集まりました。最年長は91歳!参加された皆さんからは「午後から雨は止むし、雨の小田原城も趣きがあっていいんじゃない?」、「ただでさえ、インバウンドで外国人がごった返している小田原駅だから、雨降ってよかったね。午後から晴れるんでしょ?」等、とても前向きなお言葉を頂き、明るい気分で出発。

予定ルートを変更し、最初に駅直結のミナカ小田原へ。14階の展望所でこれから巡る小田原市街の説明等を伺います。講師は全国森林インストラクターの久野さん、菅原さん、広川さん、佐藤さんの4名。今回もその博識ぶりは動植物だけではなく、城や神社、文学まで多岐にわたり、参加者も大満足!

小田原城では、歴史は元より、ビャクシン、イヌマキ、マツの三大巨木の他、屋根の鯱(しゃちほこ)や懸魚(げぎょ)が火除けのまじないに付けられた話や、門の乳金物(ちちかなもの)が取り付けられた理由、石垣の代表的な工法、植物はお堀のシダやハスの他、繊維が取れるカラムシ、バクチノキ(別名ビランジュ)の説明を、また報国二宮神社では、神社の鳥居の説明から、御祓箱(伊勢神宮の厄除けの札を収めた祓え箱が転じて不用品を意味することに)、二宮尊徳が薪を背負って書物を読んでいる像(本当は両天秤で薪を運んでいたので書物などは読めなかったことや、実際は180センチの大男だった)について等、書ききれない程の説明を頂きました。

「小田原再発見!車で通り過ぎるだけではもったいない」

小田原文学館に着くころにはすっかり青空。文学館の敷地にある北原白秋童謡館横には「からたちの花」に由来して植えられたカラタチがあり、諸白酒(今の清酒にちかい)を作る杜氏が住んでいたことから名付けられた諸白小路(もろはくこうじ)には、明治時代、小田原文学士が居を構え、文学士の話でひとしきり盛り上がるグループも。西海子小路(さいかちこうじ)はマメ科サイカチ属のサイカチに由来しているそうです。明治天皇・皇后が地引網を見たことから名付けられたという「御幸(みゆき)の浜」でお昼を頂きました。御幸の浜からは大島、初島、利島も見ることができ、帰りには小田原の外郎屋さんで外郎(ういろう)をお土産にされた方も。参加者からは「いつもは車で通り過ぎていたけれど、こうして歩くと沢山発見できるね。」、「『からたちの花』を歌ってくれたインストラクターさんは声もいい。」と好評のうちに終了しました。

〈小田原市天然記念物「ビャクシン」〉

〈小田原市天然記念物 樹齢500年のイヌマキの古木〉

〈小田原市天然記念物 小田原城址本丸の巨松(黒松)〉

〈報国二宮神社120周年記念の大鳥居。樹齢300年の小田原市のスギが使われています。〉

〈北原白秋童謡館とカラタチの木〉

〈御幸の浜。さわやかな風を受けながら取った昼食は格別でした!〉

〈ミナカ小田原から見た小田原城〉

〈ミナカ小田原から見た相模湾(大島・利島・初島)〉

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