「<活動報告>2023年10月14日(土)/予備日10月15日(日) 間伐作業【県民参加の森林づくり】」の詳細
日時 | 2023年10月14日(土) 予備日 10月15日(日) 9時00分~14時00分 |
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場所 | 場 所 小田原市久野(今井野) 集 合 9時 JR東海道線・小田急線 小田原駅西口 専用バスで現地へ移動します。 駐車場 自家用車駐車場はありません。 |
間伐作業です。
はじめて参加される方は「森林づくり活動参加にあたって」をよくご確認ください。
▼内 容 | 間伐 |
▼定 員 | 事前申込制100名先着順(申込開始日 8月1日) |
▼日 程 | 午前は間伐作業。 昼食後、バスで小田原駅まで戻り解散(14時00分)。 |
▼協 力 | 森を育む紙製飲料容器普及協議会(もりかみ協議会) |
▼雨天時 | 雨天時は予備日がある場合延期、予備日がない場合及び予備日も雨天の場合は中止 実施の有無については、前日の午後6時以降に録音テープにてご案内いたしますので「045-412-2255」にご確認ください。 当財団ツイッターでも、開催状況をお知らせしておりますのでご確認ください。 財団公式ツイッター |
▼申込方法 | 「参加申し込みはこちら(*注)」からのイベント申込フォームに入力か電話または、①~⑥を記入のうえ、メール/FAX/はがきにてお申し込みください。①参加希望日とイベント名 ②代表者氏名(フリガナ)・住所・電話番号 ③森林づくり登録(ボランティア)番号をお持ちの方は登録番号 ④会員の方は会員番号 ⑤メール申し込みのかたはメールアドレス ⑥同伴者氏名(フリガナ) (*注)「参加申し込みはこちら」は参加受付中の時、ボタンが出ます。 ※受付は先着順です。定員を越え、ご参加をお断りする場合のみご連絡しております。特に連絡がない場合はそのままご参加ください。 |
▼問合せ先 | 〒220-0073 横浜市西区岡野2-12-20 (公財)かながわトラストみどり財団 みどり森林課 ※電話:045-412-2255 ※FAX:045-412-2300 ※メール:midori@ktm.or.jp |
人と人で繋げる、森づくりのバトン
10月14日(土)小田原市久野で間伐活動を行いました。今回は、ヒノキ11年生の人工林内で込み合った木々の中から、細い木を切って間引く間伐活動に44名の方にご参加いただきました。
小田原駅に集合し、マイクロバス分乗、15分ほどの移動で到着し、林内でオリエンテーションを行いました。
活動地の管理を担当している小田原市森林組合から挨拶をいただきました。今回間伐するヒノキは10年ほど前に山主さんとそのご家族で苗木を植え、下刈りをしていたという場所で、木の植栽ピッチや列が綺麗に整っていることから、山主さんが丁寧に山づくりを進めていた様子が伺えました。
整った森林ですが、木や森全体が健康的に成長するためには、木々の密度調整もはかることが必要となります。
全体でのオリエンテーション後、ヘルメットやゴーグル、枝打鋸を身に着け、間伐道具を班員で手分けして持ち、班ごとに活動開始します。
順調に育っているような木々をよく見ると、曲がった木、根本から株立ちのように分かれてしまった木があり、これらを鋸で切っていきます。
通常の間伐作業では受け口・追い口を作って伐倒しますが、受け口を切るのが難しい細い木もあります。細い木とは言え、枝葉が張った木は倒す際に隣の木の枝に引っかかる「かがり木」になってしまい、木の自重だけでは倒れないこともしばしば。今日も声を合わせてロープを引っ張ります。4名程度でロープを引っ張るとほどなく、トサッという音とともに木が倒れます。
伐倒木は枝を落とす「枝払い」と数メートル程度に切る「玉切り」をし、根本を「切り戻し」します。伐倒も順調に進んでいき、予定エリアの間伐を終了できました。
作業後には、密集していた木を切ったことで森林の樹冠部に隙間ができ、地面に届く日光が増えました。
山主さんが丁寧に丁寧に植えた苗木から始まった森林づくりのバトンを、今回の活動で未来の森につなぐことができたかと思います。残った木々が太り、光の入った林床に草本が育つことで森全体が健全に成長していくことを祈ります。
2時間の作業時間で、道具を片付け、閉会。昼食をとり、13時マイクロバスに乗車して小田原駅まで移動、13時30分小田原駅西口到着後解散しました。
駅前での受付
使用道具
ストレッチ
インストラクターとミーティング
切れ込みを入れます
ロープで引っ張ります
枝払い
地際で切り戻します
作業後