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花水川で食べられる植物の観察会

0429花水川

「花水川で食べられる植物の観察会」の詳細

日時2022年04月29日(金・祝)
9:00~12:30
場所

集 合 JR平塚駅東改札前 9:00

行 程 平塚駅~バス~古花水→花水川左岸→桜ヶ丘公園→高麗大橋→花水川右岸→高来神社→古花水~バス~平塚駅

自然観察会

※当日はマスクの着用と検温の報告をお願いします。なお、新型コロナウィルス感染症拡大防止対策により、急な中止・行程変更がありますことをご承知おきください。

▼集 合JR平塚駅東改札前 9:00
▼解 散平塚駅 12:30
▼行 程平塚駅~バス~古花水→花水川左岸→桜ヶ丘公園→高麗大橋→花水川右岸→高来神社→古花水~バス~平塚駅
▼講 師NPO法人全国森林インストラクター神奈川会
▼定 員30人(抽選)
▼参加費会員 無料
一般2,000円
学生1,000円
※現地までの交通費及び行程途中のバス代は各自負担です。
▼雨天時原則として小雨天実施です。コース等の変更をする場合があります。当財団ツイッターでも、開催状況をお知らせしています。
財団公式ツイッター
▼持ち物等歩きやすい靴、帽子、水筒、筆記用具、雨具、採取用ビニール袋
▼申込方法【申込受付】受付終了
①参加希望日と行事名
②代表者氏名・住所・電話番号
③会員の方は会員番号
④メール申し込みのかたはメールアドレス
⑤同伴者氏名・住所・電話番号・会員の方は会員番号
①~⑤ご記入のうえ、メール/FAX/はがき/イベントフォームにてお申し込みください。
〒220-0073
横浜市西区岡野2-12-20
(公財)かながわトラストみどり財団
みどり企画課
※FAX:045-412-2300
※メール:midori@ktm.or.jp
▼問合せ先(公財)かながわトラストみどり財団
※電話:045-412-2525
▼概 要大好評につき、今年も食べられる野草の見分け方と食べ方をご紹介します。

「自然観察会 花水川で食べられる植物の観察会」活動報告書

 少し肌寒い曇り空の中での自然観察会になりましたが、観察会中は傘を差すこともなく、食べられる植物を観察することができました。今回で2回目になる自然観察会ですが、応募者数が多く、抽選でご期待に添えなかった方には観察会の内容を次のとおり記載しますので、ご参考にしていただければ幸いです。
平塚駅よりバス停「古花水」で下車し、花水川へ向かいます。初代広重が「東海道五十三次平塚宿」を描いた高麗山と富士山、花水川を見た場所はどこなのか、探しながら散策されると楽しいかもしれません。
花水川左岸側に着くと、足元には早速食べられる植物がお出迎え。
ご注意いただきたいのは、「有毒植物を誤食してしまった。」という事例が県のホームページに報告されていますので、食べられる植物かどうかは、必ずベテランの方の指導を仰いでください。(詳しくはコチラ
代表的な食べられる植物については次のとおり
・イタドリ(タデ科)春先の新芽を利用。採った新芽は、茎の硬い皮を剥ぐ。イタドリには強い   酸味があるが、これはシュウ酸によるもの。摂取が過ぎるとお腹を下すので注意。7~80度の熱湯に40秒ほど通し、数時間冷水につけてアク抜きを。きんぴらや煮物、炒め物やジャムにもできる。
・スイバ(別名 スカンポ、ハーブ名ソレル/タデ科)熱湯に塩を入れ、先の柔らかい芽を入れる。水にさらしてアク抜きをし、おひたし、あえ物、煮びたしにする。
・ギシギシ(タデ科)調理法はスイバと同じ。味噌・酢・みりんであえておひたし、あえ物に。
ここで、とても似ているスイバとギシギシの見分け方を教えてくれました。スイバは茎の中部になる葉が茎を抱いている。ギシギシは葉に柄があり、茎を抱かない。また、ギシギシはスイバより1か月くらい遅く花が咲くそうです。
・ヨモギ(キク科)春先の柔らかい芽を利用。密生した毛が粘りをだすので、餅のつなぎとして利用し、草餅や草団子にする。天日で乾燥させ、お茶として利用する。フライパンで乾煎りすると香ばしい味わいになる。
・クコ(ナス科)実を生で食べるとトマトのような臭みと苦みがある。天日乾燥させると成分が凝縮し、臭みが消え、ほのかな甘みを持つ。ヨーグルトやデザートのトッピングとして利用。
・ヤマグワ(クワ科) そのまま食べても良いが、ジャムにすると長期保存が可能。桑の実にはペクチンが少ないので、煮詰めてもとろみがつかないので注意。
・オニグルミ(クルミ科)オニと名付けられるほど皮が硬い。数時間水につけて、フライパンで乾煎りする。殻に隙間が見られたら火からおろし、尖っている方を下にしてコンクリート等硬いものの上に置き、ハンマーでたたいて実を取り出す。または、隙間にマイナスドライバー等をはめ込み、ひねってこじ開ける。くるみ割りはオニグルミ専用のものを。取り出した実をすり鉢に入れ、砂糖と味噌を加え、すり潰してクルミ味噌に。
・セイヨウカラシナ(アブラナ科) 若い葉は生でサラダに。さっと茹でればおひたしに。種は粒マスタードにできる。
粒マスタードの材料になるセイヨウカラシナと菜種油など食用・観賞用のセイヨウアブラナの見分け方を教えてくれました。花の咲き方が固まって咲き、葉が茎を抱いているのがセイヨウアブラナ、花が棒状に咲き、葉が茎を抱かず、付け根より生えているのが、セイヨウカラシナだそうです。花がない時は、葉の付き方で判断できるそうです。また、葉っぱのふち(鋸歯)もセイヨウアブラナは波打つ程度ですが、セイヨウカラシナはギザギザと鋭くなっています。
・ハマダイコン(アブラナ科) 若い葉、花芽は生でサラダに。花も食べられる。若い茎や葉は  さっとゆでておひたしに。若い実は生のまま齧ると大根と同じ辛味があり、そのままサラダに加えたり、細かく刻んで麺類の薬味にする。
・セイヨウタンポポ(キク科)若い葉は生でサラダに加えると苦みがアクセントに。茎も一緒におひたしやてんぷらに。
・ノビル(ヒガンバナ科)肥大した鱗茎を取って、味噌をつけて食べる。茹でて一口サイズに切り、酢味噌を付けてヌタにする。
※スイセンをノビルと間違えて食し、病院に運ばれた事例もありますので、くれぐれも注意してください。
食べられる植物とは異なりますが、花水川の歩道脇に園芸種と思われる植物を目にしました。インストラクターの方によると、2,3年前には生息していなかったとのこと。「ご家庭で育てられなくなった。」、「きれいだから。」という理由で、河川敷など公共の場に持ち込むのは、 従来の生態系を壊してしまう可能性もあることを普及啓発する必要性を感じました。
花水川右岸を歩き、高来神社に行きました。こちらで大磯町の天然記念物に指定されているシイニッケイを観察。スダジイとシイニッケイが違和感なく一体化した合体木です。幹下部のスダジイの樹齢が約300年以上、幹上部のヤブニッケイが樹齢150年前後とのこと。また、境内にあるナギの木等を見学した後、古花水のバス停へ向かい、解散となりました。

 (前回の同観察会活動報告も併せてご覧いただければ幸いです。前回の活動報告はコチラ

<今回、かながわ緑の大使の長本吏央さんが参加し、受付や募金活動等で活躍してくれました。>

<高麗山と花水川。初代広重が「東海道五十三次平塚宿」として描いています。>

<スイバとギシギシの見分け方。スイバは茎の中部にある葉が茎を抱く。ギシギシは葉に柄があり、茎を抱かない。ギシギシはスイバより1か月くらい遅く花が咲く。>

<ノイバラのかぐわしい香りがマスクをしていても漂います。ジャムや果樹酒におススメとのこと。トゲがあるので注意。>

<河原に咲いていなかった園芸種と思われる花。ご家庭の花を河原に植えるのは従来の生態系を壊すことになります。>

<アブラナ科とカラシナ科の違いを説明。>

<スダジイとヤブニッケイが一体化したシイニッケイ>

<ツツジとサツキの違いを説明中。4月下旬から5月上旬まで花が一斉に咲くのがツツジ。5月から6月にかけてポツポツと花が咲くのがサツキ、等々。>

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