＜活動報告＞2022年4月19日（火）除伐作業【県民参加の森林づくり】

令和４年度初めての県民参加の森林づくり活動を県立茅ヶ崎里山公園内で除伐活動を行いました。

今回は昨年度11月10日に活動した広葉樹林に発生したモウソウチクの皆伐作業をさらに進めました。侵入した竹をすべて伐採することで、広葉樹の林に戻すことが目的です。

直前の週末は台風１号が発生した影響で天気予報が読めず、前日が雨となりましたが、当日は雨の心配のない晴れとなりました。

参加者の皆さんには湘南台駅及び茅ヶ崎駅より路線バスや自家用車を利用いただき、9時30分に現地集合としました。参加者の皆さんが集ってきたころを見計らい、9時ごろ受付を開始しました。

9時35分からパークセンター前でオリエンテーションを行い、はじめに茅ヶ崎里山公園スタッフの方にご挨拶いただきました。

財団事務局より、当日のスケジュールやスタッフの紹介をし、森林インストラクターのリーダーより作業内容の説明、全体でのストレッチを行いました。
9時50分、各班に分かれて活動地へ約10分歩いて移動し、ヘルメットや鋸を受け取り、身に着けていただき、10時に現場到着し、作業を開始しました。

参加者の皆さんは各班の森林インストラクターに作業の進め方や注意点をレクチャーされ、作業に入りました。

各自で鋸を使って竹に切り込みをいれて倒し、倒した竹は３ｍ程度に短く切って、枝を切り落とし、集積しました。

参加者はそれぞれが「倒れるよー」と声をかけあいながら作業をすすめました。集積場所には次々と竹が積まれていきました。この日は雨の降った翌日で湿度が高く、気温も上がったため、休憩を各班しっかりとってもらいました。

約2時間作業した12時に作業を終了し、全体で100本を超える伐採をしていただきました。

伐採後の竹はチッパーによりチップ化するほか、活用方法を茅ヶ崎里山公園内で資材として有効活用されます。

作業終了後、各自鋸を清掃し、12時15分より谷戸の家前の広場で閉会式を行いました。

閉会式では茅ヶ崎里山公園スタッフの方に再度ご挨拶いただき、大勢のボランティアの方にご協力いただいたことへお礼の言葉をいただきました。

閉会式後、ご協力いただいている「森を育む紙製飲料容器普及協議会（もりかみ協議会）」様ご提供のカートカン飲料を配布し、緑の募金活動を実施しました。
閉会式後現地解散の活動でしたが、参加者の中には解散後公園内で昼食を食べながらのんびり過ごされる方もおられました。

今回は78名のボランティアの皆様にご参加いただきました。ありがとうございました。活動した場所は公園内のほんの一部ですので、是非、参加いただいた方には県立茅ヶ崎里山公園内での活動にも参加いただけると幸いです。

また、共催いただきました茅ヶ崎里山公園の関係者の皆様にもこの場で改めてお礼申し上げます。

朝のオリエンテーション

活動地へむけて移動します

鋸がはさまれないように気を付けながら伐採

協力して短く切ります

短く切った竹を運搬します

どんどんと竹が集まってきました

班によっては細い竹藪の伐採をしました

伐採後すっきりとした印象に

活動後背の高い竹が減ったことで光が差し込んでいます

活動後に閉会式です。お疲れさまでした。