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2022かながわ緑の大使 活動報告7

大使8名

大使たち大活躍!FMヨコハマラジオ他、カナフルTV等出演!!

芸術の秋、食欲の秋、大使たちとの秋…。
11月の週末は毎週大使たちと県内のどこかで行動を共にしました。大使たちが大人になった時、「あんなこともしたな。こんなこともしたな。」と思い出してくれたら嬉しく思います。
その頃には、かながわのみどりはどうなっているのでしょうか。きっと変わっていない事を願っています。

【活動内容と報告は次のとおり】

11月6日(日)カナフルTV撮影(テレビ神奈川TVK)

撮影場所:海老名市「NPO法人海老名里山づくり山仕事の会」

参加者:伊茂治龍慶(イモジ リュウケイ)、長本吏央(ナガモト リオ)、宮田満帆(ミヤタ マホ)

※放送は11月20日(日) 18:00に行われました。

11月11日(金)FMヨコハマ「Kanagawa Muffin」収録

参加者:小林優美(コバヤシ ユウミ) ※放送は11月19日(土) 8:30に行われました。

11月12日(土)県民参加の森林づくり

場所:箱根町畑宿 参加者:伊茂治龍慶

11月13日(日)財団PR用動画撮影

川崎市「多摩特別保全地区こもれびの会」

参加者:伊茂治龍慶、請川(ウケガワ)まりあ、小林優美、長本吏央

11月20日(日)「森林探訪 湘南平から大磯の松林遊歩道まで歩こう」

参加者:井上万侑加(イノウエ マユカ)、伊茂治龍慶

11月27日(日)みどりの実践団体研修会

参加者:伊茂治龍慶、請川まりあ、柏木悠杏(カシワギ ユアン)、長本吏央、松本梨咲

11月6日(日) カナフルTV撮影 「ウッズ Job再び!かながわの緑を未来へ!」

テレビ神奈川(TVK)の番組「カナフルTV」の取材を受けました。海老名市にある杉久保自然緑地では代表の伊藤さまを始め、海老名山仕事の会の皆さまに大変お世話になりました。心よりお礼申し上げます。
11月20日の放送前に大使たちが番宣放送されており、本人たちに伝えると「恥ずかしい」と照れていました。

【参加者3名:伊茂治龍慶、長本吏央、宮田満帆】

<伊茂治 龍慶(渋谷教育学園渋谷中学校3年)>

今回、カナフルTVの撮影のため、海老名の里山を訪問しました。午前中は里山を見学し、お昼を挟んで、午後から撮影しました。
午前中はみどりの実践団体「海老名山仕事の会」の代表伊藤健三さんが、山仕事の会で保全している2つの里山を案内してくれました。伊藤さんから「いろんな種類の木を植栽をしても、里山では昔からその森にある木の数が将来的に多くなる。」という話を初めて聞き、実際、杉久保自然緑地の里山の森に立てかけられていた看板(平成21年に植樹した数種類の樹木と本数が記載)と里山の木を見比べたのですが、里山の森では、昔からある木が多く残っていて「なるほど、こういう事か」と思いました。
土に種があるからなのか、それとも、昔から里山にあるということはそこの気候と植物があっているのか、もしくは、昔からある植物が適応してきたのか、とても興味深かったです。
午後は、里山の保全活動を一緒に行い、その活動が撮影されたのですが、このカメラの向こうには沢山の人が見ているのだろうと思うと、恥ずかしさがこみ上げ、インタビューを受けた時は緊張で頭が真っ白になりましたが、振り返ると、こんな貴重な経験を得ることが出来て、とても良かったなと思えた一日でした。

<長本 吏央(広尾学園高等学校2年)>

今回は、TV撮影の前に「海老名里山づくり山仕事の会」の代表伊藤健三さんから、里山ついての貴重なお話を聞かせて頂き、大変勉強になりました。
特に落葉広葉樹は曲がった根を生やす植物が多く、崖崩れを防ぐことに一役買っている事を知り、大切な木であることを痛感しました。
山仕事の会が保全している里山は、落葉広葉樹を大きく育てたいという目的があり、都市の中にある人の手で保全された森林で、いつも私が県民参加の森林づくりで行くような森林との違いを知り、驚きました。
みなさんが一生懸命管理・保全してきた里山でも、地主の都合で売られてしまい、結果的に資材置き場にしかならなかった土地を見ました。伊藤さん達の尽力が報われなかった無念さを知り、土地管理の問題で里山がなくなるということは憂うべきことでは、と強く思いました。
午後からのTV撮影では、私自身、テレビ局の取材を受けるのが初めての経験だったので、とても緊張しました。今回は財団の森林づくりのために大使としての使命を果たしたいと思っていたので、マスメディアを通じて色々な方に森を豊かにする活動をしていることを発信できてとてもよかったと思います。
今後も、こうした発信を通して、特に私達若い世代に呼びかけて行けたらと思いました。

<宮田 満帆(神奈川県立神奈川総合高等学校1年)>

私は今回、NPO法人海老名里山づくり山仕事の会さんの里山保全活動に参加させていただきました。 大きく育てたい木にテープをまいたり、植物に絡んでいるツタを取ったりしながら、森林や里山についてのたくさんのお話を聞くことができました。そのなかで、一つ紹介したいのが、人工林についてのお話です。
私は、今まで「人工林も森林だけど、あくまで人が作ったものだから、その土地固有の生態系は失われてしまうんじゃないか」と疑問に思っていました。しかし実際は、人工林にも作り方というものがあり、それによって、その土地に合った木が、そこで強く大きく成長できるしくみになっているそうなのです。(今回活動した杉久保自然緑地では、故宮脇昭先生の「宮脇方式」(※)を使い植樹をしたそうです。)
これからもたくさんのことを学んでいきたいです。

※「宮脇方式」…故横浜国立大学名誉教授の宮脇昭(みやわきあきら)氏が提唱・実践した「従来から生息している種類の木を複数種類混ぜて密接に植栽する」方法。

初めて竹チッパーを使う大使たち
初めて竹チッパーを使う大使たち
伊藤代表から里山の森について説明を受ける大使たち
伊藤代表から里山の森について説明を受ける大使たち
テレビ神奈川(TVK)カナフルTV撮影
テレビ神奈川(TVK)カナフルTV撮影

11月11日(金) FMヨコハマ「Kanagawa Muffin」収録

FMヨコハマ「Kanagawa Muffin」に小林優美大使と財団職員壹崎が出演し、「かながわの緑を未来へ」というテーマのもと、財団の取り組みをお話しをさせていただきました。

【参加者 小林優美】

パーソナリティの金子桃さんと
パーソナリティの金子桃さんと
収録前にお喋りでリラックスさせてくれる金子さん
収録前にお喋りでリラックスさせてくれる金子さん
FMヨコハマで記念撮影
FMヨコハマで記念撮影

11月12日(土) 県民参加の森林づくり 箱根町畑宿

県民参加の森林づくりに伊茂治大使が参加。募金にご協力くださった皆さま、本当にありがとうございました。

【参加者 伊茂治龍慶】

<伊茂治 龍慶(渋谷教育学園渋谷中学校3年)>

今回は箱根町畑宿にある県有林、小花粉杉林の枝打ち作業に参加してきました。小田原駅からバスで揺られた後、現地で参加者に挨拶をさせて頂いたのですが、皆さん青二才である私にも優しく接して頂き、とても嬉しかったです。
森林に入ると、とても暗く、ホラー映画やサスペンス映画等で出てきそな森だな、と思いました。当初、「誰よりも1番多くの木の枝を処理するぞー!」と意気込んでいたのですが、常連らしき人達の作業スピードが早すぎて、なかなか追いつくことが出来ません。その時、参加者の一人がノコギリの正しい使い方を丁寧に教えて下さり、枝打ちの作業スピードがこれまでより断然に上がり、夢中になって作業をしました。
作業が終わった時に周りを見渡して見ると暗く怖い森が、明るく神秘的な林になっていて、こんなに変わったのかと感動しました。バスで帰る時に何本の枝打ちが出来たかという質問があったのですが、私はだいぶ出来たと思っていましたが、もっと多くの本数を枝打ちをされた方がいて、もっと頑張んなきゃと思いました。

挨拶を行う伊茂治大使
挨拶を行う伊茂治大使
募金活動を行う伊茂治大使
募金活動を行う伊茂治大使

11月13日(土) 財団PR動画撮影

今年度、財団PR用の動画を制作するにあたり、次世代を担う大使たちに協力してもらいました。竹林整備のご指導を快く引き受けてくださった「こもれびの会」の加藤代表を始め、皆様に心よりお礼申し上げます。

【参加者4名:伊茂治龍慶、請川まりあ、小林優美、長本吏央】

<伊茂治 龍慶(渋谷教育学園渋谷中学校3年)>

今回は多摩緑地保全地区「こもれびの会」のみなさんのご協力をいただいて、財団PR用動画を撮影しました。撮影の前に緑地を案内してくれましたが、どの場所もしっかりと手入れがされていて、とても心地良かったです。私達は竹を切る作業を行いましたが、危険のないようアドバイスを下さり、沢山竹を切ることが出来ました。秋だったこともあり、風が吹くと、枯葉がヒラヒラと、まるで玩具のように降りてきて幻想的な風景でした。
保全地区の中に作った休憩スペースでも撮影をさせて頂いたのですが、空を見あげると竹が覆いかぶさっていて、改めて自然に包まれていることを実感し、非現実的空間に少し驚きました。
撮影が終わったあと、こもれびの会さんも協力しているというイベントを見学しましたが、立派な竪穴式住居と、竹のランタン、心地よい音色の楽器もあり、とても人で賑わっていました。又、フリーマーケットがあり、本なども売られていて、とても面白いイベントでした。ドングリなどで作られたかわいいグッズや、松ぼっくりで作られたリースが飾られていて、こんな精巧なものがどんぐりなどから作れるのかと驚きました。いつか自分たちもそんなイベントを行えたらいいな、と思いました。

<請川 まりあ(自修館中等教育学校5年)>

令和4年11月に多摩市麻生区にある、多摩緑地保全地区で、みどりの実践団体「こもれびの会」の方達と一緒に竹の伐採を行いました。
竹を切り倒すのは爽快感があり、とても充実した作業でした。私は以前、森林ボランティア(枝打ち)で木を切ったことはあったのですが、竹を1本伐採する作業は生まれて初めてでした。でも、こもれびの会のみなさんから沢山アドバイスや励ましをいただき、ノコギリの上手な使い方や、切り出した竹を風よけの柵などとして再利用し、柵以外にもさまざまな使い道があることを教えていただきました。とても感心し、勉強になりました。
今後もボランティアの作業を通して自分を成長させると共に、いろんな経験を積み、ほかの人にも自然の大切さを広めたいです。とても楽しい1日でした。

<小林 優美(横浜市立南高等学校1年)>

今回、私たちは竹の除伐作業に参加させていただきました。竹を切ることは初めてでとても難しく、大変な作業でした。こもれびの会の方々は初めての私に丁寧に教えてくださり、だんだんとスムーズに伐採ができるようになり嬉しかったです。
作業をしながら私は以前タケノコ堀りに参加したことを思い出しました。竹林環境は人の手によって維持されていること、竹の維持・管理は人の手をとても大変なのだということを改めて実感しました。そしてこもれびの会の方々のように人が手入れをすることでみどり豊かな森林、緑地になっていくのだと思いました。
実際に経験することで、自然と人の関わりや、みどりを感じることが、私は大切なことだと思います。皆さんも是非みどりと触れ、感じる機会を作ってください。

<長本 吏央(広尾学園高等学校2年)>

2022年11月13日(日)、多摩自然遊歩道付近、多摩緑地保全地区にて財団のPR動画撮影を兼ねた竹林整備を行いました。
まず「こもれびの会」のボランティアの方々と大使で、四班に分かれてそれぞれ竹林整備を行いました。私は竹を切ることが初めてでしたので、背の高い竹を見上げた時に「これを切ることができるのか」と、とても不安を覚えましたが、こもれびの会」のボランティアの方が、竹の切り方を一つ一つ丁寧に教えてくれました。
竹林整備の目的は、人が傘をさして通れるくらいに竹を間引くことだそうです。切り方は倒したい方向側を半分切って、その後反対側を切るように、と習いました。ノコギリの刃は曲がらないようにまっすぐに切らなければならず、押すのではなく引く方に力を入れなければならないという特徴があります。初心者の私にはこれがとても難しく感じました。自分の背の3倍以上ある竹を一人で切って倒した時には、非常に達成感があり、感動しました。切ることも大変でしたが、かなり太さのある竹を運ぶことも大変でした。竹は空洞があるため、軽いものと思っていましたが、重量感があって運搬にも力がいることを知りました。
大使として参加でき、竹について学び、触れ合い、無事に竹林整備を終えて、充実感を味わうことができました。

長崎市から贈られた「原爆のクスノキ」
長崎市から贈られた「原爆のクスノキ」
竹って重い…
竹って重い…
見上げると非日常的空間が
見上げると非日常的空間が
「こもれびの会」の皆さんと
「こもれびの会」の皆さんと

11月20日(土) 森林探訪 湘南平から大磯の松林遊歩道を歩こう!

かながわ森林インストラクターの会との共催、森林探訪に参加した2人の大使。いつもの自然観察会より長い距離を参加者のみなさんと楽しみながら歩きました。

【参加者2名:井上万侑加、伊茂治龍慶】

<井上 万侑加(洗足学園高等学校1年)>

1月20日に大磯で、高麗山や八俵山、浅間山などを歩き、森林探訪をしました。
山は見た雰囲気よりも、登るのがきつかったです。しかしながら、標高が少しづつ上がっていくにつれて、植生が変わっていく様子を観察することができたり、インストラクターや参加者の方が植物の見分け方や名前の由来などについて教えてくださったのでとても勉強になりました。
特に印象に残った植物が、ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)です。種の皮をむいて地面に叩きつけると本物のスーパーボール並にはねるため驚きました。後日、通学路の近くに生えているのを見つけ、身近な場所で発見することができ、感動しました。
また、浅間山からの景色も印象的でした。生憎の曇り空でしたが、富士への信仰が江戸時代に盛んになり、中腹に神社が建てられたことにより浅間山と呼ばれたこともあって、景色がきれいでした。また、六根清浄という登山信仰の際の掛け声が、どっこいしょの語源なったという一つの説を知り、ためになりました。

井上万侑加・伊茂治龍慶大使
井上万侑加・伊茂治龍慶大使
インストラクターの説明に耳を傾ける
インストラクターの説明に耳を傾ける
募金をお願いする大使
募金をお願いする大使

11月27日(日) みどりの実践団体研修会

今回の講師は日本テレビプロデューサー似鳥利行さんをお招きし、「~身近なみどりの大切さをテレビで表現するために~目がテン!かがくの里8年の取り組みについて」をお話しいただきました。次に横浜市立南舞岡小学校の長野亮太先生、「新生さくら道の会」石川正治会長から取り組みについての発表がありました。大使たちは積極的に研修会に参加し、司会や募金活動などで活躍しました。

【参加者5名:伊茂治龍慶、請川まりあ、柏木悠杏、長本吏央、松本梨咲】

募金グッズを紹介する大使たち
募金グッズを紹介する大使たち
受付、頑張ります!
受付、頑張ります!
司会、頑張ります
司会、頑張ります
募金活動など大活躍!!
募金活動など大活躍!!

≪3月に今年度の大使たちは活動を終了します。さみしい気持ちもありますが、3月の春休みに向けて大使たちはイベントを企画中!最後まで応援をお願いします!!

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