かながわのナショナル・トラスト運動は25周年を迎えました。
良好なかながわの自然環境を次の世代へ引き継いでいくために。これからも行政、企業・団体、市民の
皆様のご支援をいただきながら、様々な取組を行ってまいります。
【 25周年記念事業について 】
このたび、2010年に財団法人かながわトラストみどり財団が設立して25年、
2011年に神奈川県の「かながわトラストみどり基金」が設立されて25年を迎えました。
このことを記念して、今年度は“かながわのナショナル・トラスト25周年記念事業”として、各種企画を展開していきます。
かながわのナショナル・トラスト25周年記念シンポジウム
25周年を記念したシンポジウムでは、鎌倉市に在住で、虫好きでも知られる養老孟司氏を囲んでのトークセッションや神奈川フィルハーモニーによる弦楽四重奏のトラスト音楽会を行いました。会場内では、かながわナショナル・トラスト運動についてのパネル展示も行われました。
当日のプログラム
① トークセッション1 養老孟司氏を囲んでの対談
- 養老孟司氏(東京大学名誉教授)
- 岸由二氏(慶應義塾大学教授)
- 柳瀬博一氏 進行(日経ビジネスオンラインPD)
② かながわのナショナル・トラスト運動について
③ トークセッション2
「身近な自然を考える~トラスト運動のこれから」
④ トラスト音楽会
神奈川フィルハーモニー管弦楽団による弦楽四重奏
里山のつどいデザイン会議 葛葉緑地ワークショップ
今年度は「国際森林年」であり、森林や里山の重要性を知るイベントなどが各地で行われています。このたび、秦野市で開催される「里山のつどいデザイン会議」にて、トラスト緑地である葛葉緑地にてワークショップを開催します。財団活動の紹介や渓谷を巡るスタンプラリーを企画しております。
トラスト緑地で話そう - 小網代の森 -
10月4日、ナショナル・トラスト運動について著名な方々をトラスト緑地の小網代の森(三浦市)にお招きして、様々なお話をいただきました。小網代の森における保全の変遷から、今後の自然環境の保全のあり方など多岐にわたって対談が行われました。