かながわの緑を次の世代に
かながわのナショナル・トラスト運動及び県土緑化運動を広く県内外に発信するため、未来ある若い世代へ向けた「かながわ緑の大使」を設立しました。
初代大使に広尾学園高等学校の五百蔵果音(いおろい かのん)さん、横浜市立南高校附属南中学校の小林優美(こばやし ゆうみ)さんを任命し、2022年3月まで活動していただきます。
活動内容は主に財団イベントや森林づくり活動に参加し、募金活動も行うほか、地域活動の団体などへの訪問も行う予定です。
なお、2021年10月頃には「2022 かながわ緑の大使」の募集を行います。二代目の大使に良いバトンが渡せるよう、頑張って活動をしていきたい、と二人は意気込んでいます。
五百蔵 果音(いおろい かのん)さん (広尾学園高等学校)
まず初めに、初代かながわ緑の大使に任命していただいたこと、大変光栄に思います。
私は昨年森林ボランティアに参加させていただき、植樹や間伐などの活動をして環境保護に少しでも協力できていることの喜びや達成感を肌で感じることができました。それに加えて、大学に入ったら環境学を学び、将来は環境問題の解決に携われるような人間になりたいと考えるきっかけにもなったので、私の人生において森林ボランティアへの参加は大切な体験になりました。ですので、大使任命のお話を聞いたときはとても嬉しかったです。
今後は森林ボランティアだけではなく、より幅広い視点で環境保護活動に取り組み、まだ自分が体験したことのないものや新しい学びに触れ合うことができたらと考えています。
微力ではありますが、これからも地元神奈川県の緑地・森林保全活動に貢献して大使の活動に邁進してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
小林 優美(こばやし ゆうみ)さん (横浜市立南高校附属南中学校)
私は自然がとても大切だと感じています。
人は自然の中で生きている自然の一部です。人は今まで自然と触れ合うことでリラックスしたり、自然から食べ物を得たり、新鮮な空気や太陽の光を受けたりと多くの恩恵を受け、これからも多くの自然の恩恵を受けて生きていきます。
そんな自然の大切さや「自然の中の一部」という思いを多くの人に感じてほしい、そして一人でも多くの人に自然に関心を持ってもらい、大切な自然を未来に残していきたいと思っていました。
昨年「かながわトラストみどり財団」を知り、財団の活動内容を教えてもらった時、自分がしたかったことはナショナル・トラスト運動ではないか、と思いました。
今回、かながわ緑の大使になれたことで、緑地・森林保全活動への一歩が踏み出せたと嬉しく思っています。
かながわ緑の大使として多くの人に自然のありがたさ、大切さを伝えていけるようがんばっていきたいです。