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かながわ緑の大使 活動報告4

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「12月4日(土)癒やしスポット鎌倉広町緑地 薬草に親しみハーブティをつくる」に参加しました

今回、かながわ緑の大使の 小林優美さんが自然観察会「癒やしスポット鎌倉広町緑地 薬草に親しみハーブティをつくる」に参加しました。ここ鎌倉広町緑地は、当財団が平成30年に「かながわのみどりや森林におけるパワースポット・癒やしスポット」を募集したところ、こちらの緑地が推薦され、選考委員会が「癒やしスポット」として選定した場所です。湘南モノレール「西鎌倉駅」から徒歩10分程、谷戸が広がり、湿地帯や里山風景が楽しめる場所です。
初めてこちらを訪れた小林さん。「とてもいい所ですね。少し足を延ばせば、こんな素敵なところに出会えるんですね」とのこと。普段通り過ぎてしまうところを少し寄り道をしたところ、思わぬ景色との出会いがあるのは、大人も同じ。若い世代には是非沢山の経験を積んで欲しいと思います。

今回は特別に緑地内の植物を採取させていただき、ハーブティをつくる過程を見学し、試飲させてもらいました。採取した薬草は、カキドオシ、ユキノシタ、ビワ、ジュズダマ、イヌビワ。既に用意してくれていたこちらの薬草にセイタカアワダチソウとエノコログサを加え、ハーブティをつくり、試飲させていただきました。

小林 優美さん  (横浜市立南高等学校附属南中学校)

私は今回の自然観察会を通して、身近な自然と私たちの生活の関わりを感じることができました。今までハーブは外国のイメージだったので、身近なみどりの中にハーブになる植物が沢山あることや効果を知って驚き、興味を持ちました。
また、緑地の中でハーブを摘み、自然と触れ合えたので、自然を大切に思う気持ちが強まりました。多くの人に実際に緑地や公園に訪れ、自然と触れ合うことで緑を守ろうという気持ちを広げてもらいたいです。

≪写真 カキドオシを摘む小林さん

≪写真:ビワの白い花の香りを楽しみます≫

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≪写真 癒やしスポット・鎌倉広町緑地≫

自然観察会で学んだこと

学校ではバトミントン部に所属している小林さん。自然観察会が終わった後は学校で部活動を行うため、制服姿で参加してくれました。
今日は特別に広町緑地内にある薬草を採取、すでに採取してある薬草をハーブティにする行程を見学しました。採取した薬草と効能等は次のとおりです。
・カキドオシ(生薬名 連銭草)効能:利用、解毒、消炎。
・ユキノシタ(生薬名 虎耳草)効能:利尿、消炎、鎮痛。天ぷらにしてもおいしいが、食べ過ぎるとお腹が緩くなるので注意。民間療法では、中耳炎の治療に使用。
・ジュズダマ(生薬名 川穀・川穀根)殻の柔らかいハトムギ(ヨクイニン)の代用として使用。効能:リウマチ、神経痛、利尿。
・ビワ(の葉)(生薬名 枇杷葉)効能:消炎、排膿。ビワの種子には有害物質があるので、食べないこと。
・セイタカアワダチソウ 外来種だが、アキノキリンソウと同じ仲間。効能:尿路結石、膀胱炎。
・エノコログサ 効能:健胃、消炎。
道端の草が生薬や食用等として活用できることを知り、驚いた小林さん。
どれくらいの量でお茶が作れるのか等、インストラクターに質問します。

作り方については前回のイベントHPをご覧ください。https://ktm.or.jp/harbtea/

採取中、よく似た別の草を取ってしまいまいた。講師の先生に聞くことができたので、違う草とわかりましたが、採取を行う時は薬草に熟知した方と行ってください。

また、公園や緑地での動植物採取は禁止されていますので、くれぐれもご注意ください。

 

ユキノシタ
ユキノシタ
エノコログサ
エノコログサ
お茶の作り方を学びます
お茶の作り方を学びます

お疲れさまでした

左 小林優希さん 右 小林優美さん
左 小林優希さん 右 小林優美さん

11/27(土) 緑化・育樹運動コンクール表彰式で募金活動を行いました。

 毎年行われている緑化運動・育樹運動コンクール表彰式。今回は神奈川県出身の「2021 ミス日本みどりの女神」に選ばれた小林優希さんが司会を担当しました。以前、みどりの女神の小林さんは「かながわ緑の大使の小林優美ちゃんと名前が一字違いで、とても親近感があり、機会があれば是非会いたいです。」と言われていました。
 今回はみどりの女神と緑の大使が二人仲良く募金活動を行いました。

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