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令和5年度みどりの実践団体研修会

横浜情報文化センターで研修

「令和5年度みどりの実践団体研修会」の詳細

日時2023年11月14日(火)・11月19日(日)
両日 13:00~16:30
場所

11月14日(火) 神奈川県不動産会館5階 大会議室・屋上緑化スペース

11月19日(日) 大和市自然観察センター しらかしのいえ「多目的ホール」

令和5年度みどりの実践団体研修会

講 演「地域緑化活動の現場で役立つ技術と知識」
(※申込先着順 お申込の際、ご意見・ご要望欄に所属団体名をご記入ください) 

▼日 時11月14日(火) 13:00~16:30
▼会 場神奈川県不動産会館5階 大会議室・屋上緑化スペース
横浜市中区住吉町6-76-3
▼最寄り駅JR「桜木町」駅より徒歩7分
JR「関内」駅北口より徒歩7分
地下鉄「関内」駅9番出口より徒歩3分
みなとみらい線「馬車道」駅5番馬車道口から徒歩4分
▼日にち11月19日(日) 13:00~16:30
▼会 場大和市自然観察センター しらかしのいえ 多目的ホール
大和市上草柳1728
▼最寄り駅相模鉄道線「相模大塚」駅より徒歩15分
小田急江ノ島線・相模鉄道線「大和」駅より徒歩25分
小田急江ノ島線「鶴間」から徒歩25分
▼講師(両日)樹木医 小野寺 佳郎氏
GME株式会社 廣田靖典氏
▼定 員各日50人(先着順)
▼申込方法【申込受付】先着順
①参加希望日と会場名
②みどりの実践団体名と代表者氏名・住所・電話番号
③メール申し込みのかたはメールアドレス
④同伴者氏名
①~④ご記入のうえ、メール/FAX/はがき/イベントフォーム にてお申し込みください。【申込用紙】
Word(裏面申込用紙)
PDF〒220-0073
横浜市西区岡野2-12-20
(公財)かながわトラストみどり財団
みどり企画課
※FAX:045-412-2300
※メール:midori@ktm.or.jp
▼問合せ先(公財)かながわトラストみどり財団
※電話:045-412-2525
▼概 要チェーンソー、刈払い機の安全な取り扱いや作業時の安全防護衣や危険回避、使用前後の正しいメンテナンス、プチ実技も行います。※実技は天候等により中止することがあります。

令和5年度みどりの実践団体研修会報告

みどりの実践団体研修会は、地域の緑化を推進する実践団体の育成、支援のため開催しています。本年度は、みどりの実践団体で課題の一つになっている高齢化等による活動への参加人員の減少傾向に対して、作業の迅速化や人手不足の解消等で緑化機械の活用が増えている状況を踏まえ、活動の安全性向上を図るため、機械の安全な取扱いをはじめ、地域緑化活動の現場で役立つ技術と知識について、実技を含めた研修内容で実施しました。

11月14日に横浜会場、11月19日に大和会場、実践団体15団体35名、緑の大使1名、帝京大学学生2名の参加を得、世代を超えて活発な雰囲気の研修機会となりました。

【講 演】

はじめに講師からの自己紹介。「30年程前に機械のメンテナンス会社に勤務し、当時ドイツのスチール社製のチェーンソー等の機械に興味を持ち、ニュージーランドの林業に携わるチェーンソーショップを巡りました。この体験で日本の林業や森林に対する考え方やそれに伴う機械の修理、技術が、まだまだ未整備な状況であることが分かりました。これをきっかけに、森林に関わる方々と積極的に交流し、チームとなって、実際に見て使って試した中で、意見交換を重ねて、推薦機械を選び、取扱い、修理するようになり、メーカー優先の見方が換わりました。それからは、チームを中心に多くの意見に耳を傾けよう心がけ、常に進歩する機械、メンテナンス、修理等の新しい情報を皆様に提供するようにしています。」

研修は、講師がチェーンソー、刈払い機を手にしながら、機械メンテナンスの必要性や故障の早期発見、エンジン機械の基本として、燃料、エンジンオイルの選び方や保管と使用期限、作業部品のソーチェン、ガイドバー等に関する取扱い注意点や清掃などについて解説しました。その後、講師が防護衣を着用して、ケガの事例を紹介して、体に合った安全防護衣着用の必要性などが主な内容でした。特に、チェーンソーはどのように木材を切っているのか、その仕組みなどを知ることから、機械性能を最大限に発揮するだけでなく、トラブルを避けることにもなるので、正しい目立てや張り具合の方法を取り入れるよう詳しく説明しました。

このほか、講師を囲み、各団体の実情とともに熱心な質疑応答など、交流を深める機会になりました。

 

【感 想】

今回の研修では、次のような感想が寄せられました。

「有意義な講座を無料で受講でき、参考になったので、これから活動していくのに会の皆と共有する。」

「研修内容が、直接チェーンソーや刈払機を使って活動している団体にとっては、大変参考になった。」

「何げなく重宝に使っているが、大きな危険が潜んでいることがよくわかった。もう一度団体の中で取扱い等の見直しが必要であることを教えてくれた貴重な機会になった。」 など。

 

【報 告】

みどりの実践団体からは、北鎌倉湧水ネットワークの野口代表を迎え、六国見山に刻んだ22年間の足跡と活動状況が報告されました。

2000年10月に設立。目的は、北鎌倉の街の活性化と自然、景観保全に役立てようと考え、北鎌倉・六国見山の森が育んだ湧水を使った地ビール「北鎌倉の恵み」を世に送り出すためでした。

早22年が経ち、会員がわずか5人、「明るく、楽しく、無理せず」をモットーに、活動の在り方として分散型市民運動を提唱し、信頼関係をベースにして自立した個人、組織が自主性を尊重しながら、それぞれの得意技を相互に提供しあって、目標を達成する横並びの運動論を実践しています。活動は、多数のサポーターによって支えられ、多くの目標を達成できました。思想としては「土から生まれたものは土に返り、天から降り注いだ水は天に戻る」という「循環の思想」を大切にして、継続している活動が、次の世代に引き継がれていくことを期待していますと報告を締めくくられました。

〈参加した緑の吉村大使が活動報告(大和会場)〉

〈座学研修(大和会場)〉

〈座学研修(横浜会場)〉

〈機械を手に解説(大和会場)〉

〈機械を手に解説(横浜会場)〉

〈安全防護衣着用の必要性(大和会場)〉

〈安全防護衣着用の必要性(横浜会場)〉

〈会場を移して実技研修(大和会場)〉

〈会場を移して実技研修(横浜会場)〉

〈プチ実技(大和会場)〉

〈参加者がプチ実技(横浜会場)〉

〈参加者がプチ実技(大和会場)〉

〈北鎌倉湧水ネットワーク野口氏活動報告(横浜会場)〉

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