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森林セラピー基地 県立七沢森林公園を訪ねる

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「森林セラピー基地 県立七沢森林公園を訪ねる」の詳細

日時2022年09月16日(金)
09:00~12:30
場所

集 合 小田急線本厚木駅東口改札前 9:00

行 程 本厚木駅~バス~七沢森林公園→黄金井酒造→厚木市森林組合~バス~本厚木駅

自然観察会

※当日はマスクの着用と検温の報告をお願いします。なお、新型コロナウィルス感染症拡大防止対策により、急な中止・行程変更がありますことをご承知おきください。

▼集 合小田急線本厚木駅東口改札前 9:00
▼解 散本厚木駅 12:30
▼行 程本厚木駅~バス~七沢森林公園→黄金井酒造→厚木市森林組合(一旦解散)~バス~本厚木駅
▼講 師森林セラピーガイド 猪坂華英氏
▼定 員20人(抽選)
▼参加費会員 無料
一般2,000円
学生1,000円
※現地までの交通費は各自負担です。
▼雨天時原則として小雨天実施です。コース等の変更をする場合があります。当財団ツイッターでも、開催状況をお知らせしています。
財団公式ツイッター
▼持ち物等歩きやすい靴、帽子、水筒、筆記用具、雨具
▼申込方法【申込受付】受付終了
①参加希望日と行事名
②代表者氏名・住所・電話番号
③会員の方は会員番号
④メール申し込みのかたはメールアドレス
⑤同伴者氏名・住所・電話番号・会員の方は会員番号
①~⑤ご記入のうえ、メール/FAX/はがき/イベントフォームにてお申し込みください。
〒220-0073
横浜市西区岡野2-12-20
(公財)かながわトラストみどり財団
みどり企画課
※FAX:045-412-2300
※メール:midori@ktm.or.jp
▼問合せ先(公財)かながわトラストみどり財団
※電話:045-412-2525
▼概 要森林セラピー基地がある七沢森林公園を訪れ、森林セラピーについて学びます。階段あり。健脚向き。
※当日、セラピーは行いません。

「自然観察会 森林セラピー基地県立七沢森林公園を訪ねる」活動報告書

気持ちの良い秋晴れの中、厚木バスセンターからバスに揺られること30分。のどかな田園風景を眺めながら「七沢温泉入口」にて下車。バス停から県立七沢森林公園へ向かうと、園のシンボルである「森のかけはし」の優雅なアーチ橋梁が見えました。
七沢森林公園に着くと松岡園長がお出迎えくださり、公園の説明とヤマビルへの注意を受けました。七沢森林公園はその名のとおり、里山を整備した広さ約65haという広大な公園。ちなみに森林セラピー基地とは森林セラピーロードが2本以上あり、健康増進やリラックスを目的とした包括的なプログラムを提供している地域のことを称します。公園内に3本のロードを有している七沢森林公園。県内最大級の都市公園といわれるのも納得です。松岡園長からは「コロナ禍で一時中止していた指導者と一緒に歩く森林セラピー体験ウォークも再開しているので、是非またお越しください。」とのことでした。
講師の猪坂華英さん(森林セラピーガイド)に公園内を案内していただきながら、森林セラピーについての説明を受けました。森林セラピーとは、科学的に立証された森林浴のことであり、森を楽しみながらこころと健康維持・増進、病気の予防を行うことを目指すそうです。また、セラピーの助言や補助を行う「森林セラピーガイド」や「森林セラピスト」は、講習を受けて認定資格をいただいているとのこと。森に入る前に血圧等を測定し、ガイドと一緒に歩き、最後にまた血圧等を測定するそうです。
講師からは何度も「五感を大切に」とアドバイスをいただきました。園の入口にあるカツラの木、この時期でなければ香ることのないのカツラの芳香を嗅覚で感じる、(五感ではありませんが)体感として、紫外線が遮られた森林を歩くと体感温度が下がる感覚や樹木から発散されている「フィトンチッド」を感じる等。講師から「フィトンチッドとは、動くことができない植物が侵入しようとする有害な微生物や昆虫から身を守るために、自己防衛として作り上げた物質です。旧ソ連のトーキン博士が『フィトン(植物が)チッド(殺す)』と名付けたのですが、私たちはフィトンチッドを浴びることでストレスが軽減されます」とお話しされていました。
公園内の「おおやま広場」から見た大山は澄んだ空気に青々と映え、芝生に腰を下ろし、目を閉じ、風の音を聞いたり、森林のにおいを嗅いだり、簡単なストレッチ等を行いました。時間にすると短時間でしたが、「五感を研ぎ澄ますことをおろそかにしていたな。」という参加者の声を聞きました。
森林公園を後にし、創業200年を越える黄金井酒造へ。黄金井陽介さんより「日本酒の醸造には良い米と水が欠かせません。こちらは東丹沢の伏流水を利用していますが、丹沢のお陰で良いお水を使わせていただいています」とのこと。黄金井酒造さんでは創業当時に掘った井戸から湧き上がる地下水を醸造に使用しているそうです。
次に厚木市森林組合に伺いました。代表理事組合長の杉山さまから「かながわの木づかい運動」や最近の神奈川県内の林業についてお話いただきました。森林組合では薪や家具等の木製品販売の他、巨木に掘られた彫刻などのアート作品も見ることができます。お話しを伺い、森林保全だけではなく、木を身近に使うことを推奨していくこともSDGs持続可能な開発目標の達成に繋がると思いながら、七沢を後にしました。

<七沢森林公園のシンボル「森のかけはし」>

<松岡園長より「七沢森林公園」をご紹介いただきました。>

<カツラの木の芳香を楽しむ。>

<おおやま広場>

<大山を目の前にして、ストレッチ>

<創業200年余の黄金井酒造>

<厚木市森林組合 代表理事組合長杉山さんから「かながわ木づかい運動」について伺う。>

<巨木に彫られた馬の彫刻>

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