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多摩自然遊歩道を歩く

19 多摩遊歩道

「多摩自然遊歩道を歩く」の詳細

日時 2022年03月04日(金)
9:00~12:30
場所

集 合 小田急線読売ランド前駅北口改札前 9:00

行 程 読売ランド前駅北口改札前→多摩自然遊歩道→川崎市農業技術支援センター→寿福寺→JR稲田堤駅または京王稲田堤駅

自然観察会

※当日はマスクの着用と検温の報告をお願いします。なお、新型コロナウィルス感染症拡大防止対策により、急な中止・行程変更がありますことをご承知おきください。

▼集 合 小田急線読売ランド前駅北口改札前 9:00
▼解 散 JR稲田堤駅または京王稲田堤駅 12:30頃
▼行 程 読売ランド前駅北口改札前→多摩自然遊歩道→川崎市農業技術支援センター→寿福寺→JR稲田堤駅または京王稲田堤駅
▼講 師 多摩緑地保全地区「こもれびの会」リーダー 加藤 敬冶氏
▼定 員 15人(抽選)
▼参加費 会員 無料
一般2,000円
学生1,000円
※現地までの交通費は各自負担です。
▼雨天時 原則として小雨天実施です。コース等の変更をする場合があります。当財団ツイッターでも、開催状況をお知らせしています。
財団公式ツイッター
▼持ち物等 歩きやすい靴、帽子、水筒、筆記用具、雨具
▼申込方法 【申込受付】受付終了
①参加希望日と行事名
②代表者氏名・住所・電話番号
③会員の方は会員番号
④メール申し込みのかたはメールアドレス
⑤同伴者氏名・住所・電話番号・会員の方は会員番号
①~⑤ご記入のうえ、メール/FAX/はがき/イベントフォームにてお申し込みください。
〒220-0073
横浜市西区岡野2-12-20
(公財)かながわトラストみどり財団
みどり企画課
※FAX:045-412-2300
※メール:midori@ktm.or.jp
▼問合せ先 (公財)かながわトラストみどり財団
※電話:045-412-2525
▼概 要 みどりの実践団体でもある多摩緑地保全地区「こもれびの会」の緑地保全活動を伺いながら、多摩自然遊歩道を散策します。

「自然観察会 多摩自然遊歩道を歩く」活動報告書

朝のニュースでは、冷え込みが厳しい一日と言われていましたが、徐々に暖かくなり、散策するのにはとれも良い気候でした。

今回講師を務めてくれる加藤敬冶さんは、多摩緑地保全地区「こもれびの会」リーダー。「こもれびの会」のモットー、「こもれびの森から始まる里山の再生保全活動は植生管理にとどまらず様々な試みとして発展していく」を実践されています。

まず案内してくれたのは、「見晴台」。ここからは、もう少し晴れていれば富士山が見えるとのこと。「見晴台」にはこもれびの会お手製のテーブルが設置されており、ここへ来た人が一息つけるように、との配慮が見受けられます。昔は「見晴台」まで登る道も富士山を楽しむこともなく、竹が生い茂るうっそうとした里山だったとのこと。緑地保全を快活に行う加藤さんが現在に至るまでの経緯をお話してくれました。

始まりは、多摩自然遊歩道の近くに転居してきた加藤さんが、荒れた里山を目にするたび、「なんとかしたい」という思いが募り、行政や周りの人に聞いても管理する人も所管もわからないとのこと。「それなら」と一人鎌を持って、会社の休みに荒れ地の草刈から始めたそうです。休みの度に草刈をしている加藤さんの姿を見ていた近所の高校の校長先生が仲間に加わり、徐々にその輪が広がって現在に至った、とのこと。山形の自然豊かな環境でそだった加藤さんだったからこそ、都会の中で寂れていく里山を見捨てることができなかったのではないか、と思います。

こちらの里山にはクヌギやナラの木が多く、高度成長期前までは薪や炭の生産を行われていた山。現在はナラ枯れ対策に追われていますが、人と里山の関係を維持していくことが荒廃を防ぐ一番の手段。そのための工夫として、里山内で伐採した木材で竹垣や柴垣、テーブルやベンチを作成して設置し、ヤマユリ等の保全を行い、人々の目を楽しませ、竹林整備やカブトムシ等のイベントを計画し、多くの人が里山に来てくれるよう工夫しています。また、長崎市から送られた「被ばく樹木のクスノキ」が育てられており、近隣の小学生の学習の一環として利用されているそうです。

今回は「こもれびの会」の会員さんが利用する休憩所も案内してくれました。竹林の中にある休憩所は、夏の暑い時でも下から吹く風が涼しく、とても快適な場所だそうです。この地を整備するのに、三年かかったとか。地下茎が張り巡った地面をならすのが大変だったそうです。また、今は亡き友人がここでお琴のコンサートを行うことができれば、とおっしゃっていたそうで、その夢を実現できたら、と加藤さん。里山の維持、保全は多くの人に来てもらうことも大切ですが、多くの人に参加してもらうことも大切。実際にボランティアに参加された方の感想に、「楽しそうに活動している声がするので、ちょっと参加してみた。」とありました。こもれびの会は毎月第二日曜日と第三日曜日に活動を行っています。

多摩自然遊歩道から、麻生鳥のさえずり公園を抜け、川崎市の農業技術支援センターへ。センター3階の展示室では、昔の農機具が多く寄贈されており、幾種類もの梨のレッテルが展示されていました。多摩区ではかつて梨の生産が有名だったそうで、レッテルはその名残だそうです。昭和レトロな農機具やレッテルの展示とはうらはらに西側の窓からは新宿都庁とスカイツリーを見ることができました。

次の寿福寺へ向かう途中に見えた小沢城址ですが、自然の地形を利用し、三つの峰にまたがって城がつくられていたとのこと。鎌倉幕府の北の守りとされ、小沢峰、西側の富士塚、浅間山の三つの峰では、戦のたびに「のろし」があげられていたそうです。折しもNHKの大河ドラマでは鎌倉時代を取り上げており、北条一族に滅ぼされる小沢城主と聞くと小沢城址を見る目も変わります。

聖徳太子が建立したといわれる寿福寺では、源義経と弁慶も立ち寄り、本堂裏の洞窟で大般若経を書き写したとか。樹木は剪定されており、サンシュユやツバキなどが咲き、開花した姿は素晴らしいだろうと想像できるシダレザクラが春の到来を待っていました。

参加者の皆様からは「加藤さんのお話が面白い」、「こういう自然観察会も楽しい」と数々の感想をいただき、終了しました。

<多摩自然遊歩道を散策します。>

<見晴台から富士山が見えるそうですが、残念ながら今回はお預け>

<遊歩道にある竹垣等は「こもれびの会」のお手製。緑地内で伐採した竹材を利用します。>

<「こもれびの会」専用の休憩所。いつかお琴のコンサートが開催されるかもしれません。>

<講師の加藤敬冶氏。柴垣もお手製。>

<農業技術支援センターに寄贈された昔の農機具。>

<農業技術支援センター展示室から都庁やスカイツリーも見ることができました。>

<寿福寺ではカワヅサクラやサンシュユ、ツバキ等が咲いていました。>

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