「鎌倉の切通と植物観察」の詳細
日時 | 2020年10月23日(土) 9:00〜12:30 |
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場所 | 集 合 JR北鎌倉駅西口改札前 9:00 行 程 北鎌倉駅西口改札前→源氏山公園→葛原岡神社→鎌倉駅 |
自然観察会
※当日はマスクの着用と検温の報告をお願いします。なお、新型コロナウィルス感染症拡大防止対策により、急な中止・行程変更がありますことをご承知おきください。
▼集 合 | JR北鎌倉駅西口改札前 9:00 |
▼解 散 | 鎌倉駅 12:30 |
▼行 程 | 北鎌倉駅西口改札前→源氏山公園→葛原岡神社→鎌倉駅 ※ハイキングコース迂回路を通ります。 |
▼講 師 | インタープリター 山口正志氏 |
▼定 員 | 15人(抽選) |
▼参加費 | 会員 無料 一般2,000円 学生1,000円 ※現地までの交通費は各自負担です。 |
▼雨天時 | 原則として小雨天実施です。 コース等の変更をする場合があります。当財団ツイッターでも、開催状況をお知らせしています。 財団公式ツイッター |
▼持ち物等 | 歩きやすい靴、帽子、水筒、筆記用具、雨具 |
▼申込方法 | 【申込受付】受付終了 ①参加希望日と行事名 ②代表者氏名・住所・電話番号 ③会員の方は会員番号 ④メール申し込みのかたはメールアドレス ⑤同伴者氏名・住所・電話番号・会員の方は会員番号 ①~⑤ご記入のうえ、メール/FAX/はがき/イベントフォームにてお申し込みください。 〒220-0073 横浜市西区岡野2-12-20 (公財)かながわトラストみどり財団 みどり企画課 ※FAX:045-412-2300 ※メール:midori@ktm.or.jp |
▼問合せ先 | (公財)かながわトラストみどり財団 ※電話:045-412-2525 |
▼概 要 | 鎌倉の切通などを散策し、歴史を感じながら植物観察も楽しみます。 |
「自然観察会 鎌倉の切通と植物観察」活動報告書
秋晴れの中、北鎌倉駅西口広場でオリエンテーション後、森林インストラクター、インタープリターの山口正志さんが鎌倉の切通しと植物観察の案内が始まりました。
JR線踏切を渡り円覚寺門前からスタートし、東慶寺、浄智寺を参拝はせずに、クロマツ、アカマツなど、葉のサンプルを参加者に回しながら観察しました。県道21号線と交わる踏切を渡った空地で、講師が、おもむろに手にした葉で黒っぽくなった10円玉を半分こすりました。すると、こすった箇所は、まるで新品のようなピカピカになり、違いがひと目でわかる程になりました。参加者の関心を集めたその植物は、カタバミ。小さな黄色い花で 夕方になると葉を閉じ、葉の片側が食べられて欠けたように見えるため、「片喰み」というそうです。
また、各所を廻る中、面白い名前の植物として、ママコノシリヌグイが、まず紹介されました。1年草で、ツル性の茎や葉などにトゲをつけ、他の植物などに寄りかかって成長。このトゲを使って、にくいママコの尻拭いをしそうだと連想したのが名前の由来のよう。また、オニシバリは、樹皮が丈夫で、 これで鬼を縛っても切れないであろうということから、名付けられたそうです。
講師からは、このほか多岐にわたり植物、樹木、昆虫、とともに歴史にいたるまで、葉のサンプルを回覧するなどして、分かりやすく丁寧に説明され、手軽に参加しやすい半日の観察コースを終えて鎌倉駅で解散しました。
〈北鎌倉駅西口広場設置案内図で行程説明〉
〈円覚寺門前から観察スタート〉
〈マツのサンプル比較(東慶寺門前前)〉
〈カタバミで10円玉をこすってみせる〉
〈カタバミでこすった10円玉上部との違い〉
〈登ってきた源氏山公園〉
〈葛原岡神社にて説明〉
〈銭洗弁財天の弁天茶屋横奥での説明〉