西村 亮祐(にしむら りょうすけ)大使が12月に県民参加の森林づくりに参加しました
かながわトラストみどり財団では、神奈川の森林や里山を県民の参加協力によって「より豊かに守り育てていく」ことを目標に、県民参加の森林づくり事業を実施しています。
初めての方から経験者まで、個人で気軽に参加できる森林づくり活動です。
作業内容は、苗木の植え付け、苗木の成長を助ける下刈り、植えた木等、育てる目的以外の木や草を取り除く除伐、健全な節のない材を作る枝打ち、混み合った木を間引く間伐など、様々な活動をしています。
今回は、かながわ緑の大使 西村亮祐さんが12月に県民参加の森林づくりに参加した様子と感想をご覧ください。
西村大使 初参加!
12月1日(土)秦野市 頭高山での除伐
かながわ緑の大使 西村亮祐です。
12月1日に行われた、秦野市頭高山での除伐作業に参加いたしました。
朝8時30分に集合ということだったのですが、僕は電車の遅延の影響で10時台半ばからの参加となってしまいました。
そのため、実際作業ができたのは30分程度でしたが、その間にも様々な貴重な体験をすることができました。
この日は、地面に茂っているクサギを刈る作業を行いました。
僕にとって初の森林ボランティアでしたので、剪定ばさみや小さいのこぎりを初めて使いました。
剪定ばさみはコツをつかめばうまく使えたのですが、のこぎりは地面と平行に切らなければいけないので、うまく切れず使うのが少し難しかったです。「引く」ということを意識しながら切りました。
また、山が紅葉により真っ赤に染まっていました。幻想的でとても美しかったです。丹沢の山や富士山も相まって、美しさがより際立ちました。
僕が住んでいる横浜では、あたり一面真っ赤な紅葉という景色はあまり見られないので、山に来た、ということを実感させてくれました。
どうしてこのような作業をするのかインストラクターの方に質問してみたところ、日当たりをよくして、ほかの植物の生育に影響を及ぼさないため、だそうです。確かに、森の中で植物が茂っていると、日光や場所の取り合いになって一つ一つの植物の生育が悪くなってしまいますよね。
作業が終わった後は、現地の方のご厚意により、昼食をいただきました。いただいた豚汁はほんのりとした甘みがあり、とてもおいしかったです。
出発時刻を過ぎても待っていてくださったバスの運転手の方、昼食を作ってくださった現地の方、定刻通りに来て先に作業をしてくださった方、そして電車が遅延していたのにもかかわらず来てくださった方に、誠に感謝申し上げます。ありがとうございました。
西村 亮祐