緑の大使が「タケノコ掘りで竹林整備」に奮闘!
皆さんはタケノコ掘りをしたことがありますか?
当財団と土地所有者の方が緑地保存契約をしている久田緑地において、保全活動をしている久田緑地くらぶにご協力いただき、初春の頃にタケノコ掘りのイベントを開催しています。
タケノコを掘ることが、竹林整備となり安全で心地よい環境の維持につながるこのイベントは、毎回たくさんの方がご応募してくださいます。
そこに、2024かながわ緑の大使の西村さんが参加しました。大使としての挨拶、竹林整備の意義を学んだあとは、いざタケノコ掘りへ!
結果はいかに?詳しくは西村さんの感想をご覧ください。
あなたはマダケ派?モウソウチク派?
西村 亮祐(にしむら りょうすけ)さん (横浜市立南高等学校附属中学校3年生)
かながわ緑の大使の西村です。
4月20日に、久田緑地で行われた「タケノコ掘りで竹林整備2024」に参加いたしました。
タケノコ掘りの前に、竹についてのお話を伺ったのですが、竹には孟宗竹や真竹など色々種類があり、ここ久田は孟宗竹なのだそうです。
また、味に関しては、真竹のほうが苦みがあるということです。調べてみると、真竹は苦竹と書くこともあるそうです。ちなみに、僕は苦みがあるものが好きなので、真竹派です。
また、タケノコ掘り本番では、タケノコを掘った後の穴は、そのままにしておくのではなく、土や葉をかぶせてなるべく元通りの見た目になるようにすることを教わりました。
この理由を自分なりに考えてみたら、葉をかぶせないと見た目が悪くなるだけでなく、栄養分が不足してしまうのではないかと思いました。
ところで、僕はタケノコ掘りをするのは初めてなのですが、とても楽しかったです。それとともに、タケノコ掘りの難しさも感じることができました。例えば、最初にタケノコの周りを掘るときに、土が硬くてなかなか掘れないということがありました。普段何気なく食べているタケノコを掘るのはかなり大変なのだと実感しました。
最後に、竹林整備をせずに、竹林を放っておいたらどうなるのかについて気になったので、調べてみました。調べてみると、竹は驚異的な繁殖力を持っているので、(一日で1mも伸びることもあるらしいです。)森林が暗くなるようです。それはそうですよね。