「<活動報告>【かながわジュニア・フォレスター教室2023】第1回「森で暮らそう」1泊2日のキャンプ!」の詳細
日時 | 2023年7月22日(土)10:00~7月23日(日)16:00 |
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場所 | 足柄森林公園 丸太の森(南足柄市広町1544) |
▼対 象 | 小学2年生から高校2年生 |
▼定 員 | 45名(応募多数の場合、抽選になります) 申込期間 5月22日(月)~6月30日(金)必着 ※抽選結果は、当落に関わらずご連絡いたします。 |
▼内 容 | 自然観察、森林保全活動、テント設営、リバートレッキングなど |
▼講 師 | NPO法人全国森林インストラクター神奈川会 |
▼参加費 | 5,000円(保険・食材・資料代) ※付き添いで参加される保護者の方も含めます。 |
▼集 合 | 7月22日(土)10時00分 丸太の森 駐車場 |
▼解 散 | 7月23日(日)16時00分 丸太の森 駐車場 |
▼雨天時 | 小雨決行 荒天中止 実施の有無については、前日(7/21)の午後18時以降に録音テープにてご案内いたしますので、「045-412-2255」にご確認ください。 |
▼服装・持ち物等 | 野外活動が可能な服装でお越しください。 筆記用具、弁当、水筒、敷物、雨具(雨合羽等)、帽子、タオル、リバートレッキングで使う濡れてもよい靴(サンダル不可)等、 詳細は後日郵送でお知らせします。 |
▼協 賛 | ダイドードリンコ株式会社 |
▼申込方法 | ①参加希望回とタイトル ②郵便番号・住所・電話番号・代表者(保護者)氏名③参加人数 ④参加者全員の氏名(フリガナ)・性別・生年月日(年齢・学年) ⑤メール申し込みのかたはメールアドレス ①~⑤ご記入のうえ、かながわジュニア・フォレスター教室申込フォーム/メール/はがき/FAX にてお申し込みください。※ご兄弟やお友達同士で同じ班を希望される場合は、合わせて一緒にお申込みいただくか、同じ班希望者をご記入ください。※保護者の方が付き添いでの参加を希望される場合、担当者にご連絡ください。保護者の方については、参加者全体に対するサポートスタッフとして、ご協力をお願いいたします。 |
▼問合せ先 | 〒220-0073 横浜市西区岡野2-12-20 (公財)かながわトラストみどり財団 みどり森林課 ※電話:045-412-2255 ※FAX:045-412-2300 ※メール:midori@ktm.or.jp |
「かながわジュニア・フォレスター教室2023」とは
全3回の森に親しむプログラムです。 森や川の探検や自然観察、キャンプや林業体験など様々なプログラムを全国森林インストラクターの資格を持ったエキスパート講師陣がご案内します! 小学生から高校生まで様々な年齢層のジュニアが集い、共に遊びながら自然の中で学んで体験して、アウトドアスキルを高めます 。
参加者には「かながわジュニア・フォレスタープログラム」修了証贈呈!
夏休みのスタートはキャンプから!
7月22日23日南足柄市の丸太の森でかながわジュニア・フォレスター教室2023第1回の1泊2日のキャンプを行いました。小学2年生から中学3年生まで16名のお子さんと7名の保護者の方に参加いただきました。
■期待と不安、出会った新しい友達。
丸太の森の駐車場に集合し、受付。ここで見送りに来た親御さんと離れる子供たち…挨拶もそこそこに走っていく子もいれば、親御さんに不安そうに小さく手を振る子もいます。期待と不安を胸にやってきた子供たちを森林インストラクターが優しく迎えます。
全体でオリエンテーションを行い、3班ごとに分かれてキャンプ開始!最初のミッションは丸太の森全体をめぐるスタンプラリー。 スタンプ探して丸太の森を登っては下って歩き回ります。緊張していた子供たちもお互いに地図を見ながら「次こっちー!!」と大人を置いて駆け出していきます。8個のスタンプ全てコンプリートする頃には班の団結力が高まっています!
午後はキャンプ場に移動して、開村式。村長からキャンプの掟を聞き、頭に刻み込みます。開村式が終わると、いよいよキャンプ本番、テントの設営に挑みます。スタッフと一緒になって「あーでもないこーでもない」と言いながら自分たちの泊まるテントを設営。テントが張れたら、そこは2日間の秘密基地。入口を閉めきって大人のいないところで作戦会議。「今日初めて会ったんだよね?同じ学校だったかしら…」と大人たちが驚くほど、子供たちの距離は近づいていました。
■飯ごう炊飯上手に炊けるかな?
気温が下がり、ヒグラシが鳴き出す頃合いで夕食のカレーライスづくり!調理実習をしている子、家で料理のお手伝いをしている子、そうでない子といますが、子供たちにとっては普段任せてもらえない包丁を握れる機会として果敢に包丁で野菜を切っていきます。横で見ている大人は指を切らないかハラハラです。
野菜を切って、お米を研いだら、子供が大好きな火起こしタイム。「燃えやすいスギの葉っぱを取ってきて!」というリーダーの呼びかけに我先にと葉っぱを拾いに行きます。薪を積んでスギの葉を重ねたら、マッチで火を付けます。火が付いたかまどの上に、飯ごうとカレー鍋を乗せてしっかりと加熱します。かまどの横では子供たちが代わる代わるうちわであおいだり、薪を追加してみたり、待ちきれないご様子。
ごはんがつやつやに炊き上がり、カレーのルーを特性ブレンドしたらカレーライスの完成!皆でそろっていただきます!
■目撃!!闇夜に舞う座布団!?
夕食の後は、日没の薄暗い中ナイトウォークに出発!丸太の森に棲んでいるムササビの姿や鳴き声、飛び方をみんなで出発前に予習。ナイトウォークでは、丸太の森の中にあるムササビ巣箱をチェックポイントに回ります。一番最後の巣箱では、巣箱近くの木でごそごそと動く影。声を潜めながら「どこ」「どこにいるの」「あそこだよ、枝が分かれてるところ」とささやきあっていると、急にバッと道の反対の木に飛び移ったムササビ。その瞬間に「座布団が飛んだ!!!」と大歓声。キャンプの1番の思い出だと語る参加者が多かった感動の一瞬でした。ムササビ観察後は、ジュニアフォレスター教室の契機となった全国植樹祭の植樹地をめぐり、キャンプ場に戻って1日目は終了となりました。
■疲れ知らずの子供たち、2日目も元気いっぱい。
朝6時、キャンプ場全体にモーニングコール。子供たちは眠たい目をこすってテントから這い出してきます。ラジオ体操で体をほぐすと、お目目ぱっちり、おなかもグーグーなってきました。朝食はカートンドックを作ります。ソーセージやキャベツをはさんだパンをアルミホイルに包み、牛乳パックに入れて焼くだけ!数分で焼きあがったアツアツのカートンドックを口いっぱいにほおばって、エネルギーを充填。協賛企業のダイドードリンコ株式会社様からの飲料も提供し、2日目の活動に備えます。
朝食の後は、テントを片付けて、林業体験に向かいます。丸太の森の中で、林業の一連の流れや林業作業の意義について森林インストラクターより学びます。実際に剪定ばさみを使って、散策路沿いに繁茂しているササ類を切る「除伐作業」を体験しました。遊びではないプログラムに最初は子供たちも気もそぞろでしたが、作業を始めると熱心に取り組んでくれました。1時間程度の活動で数十メートルの散策路をすっきりきれいにすることが出来ました。
■夏だからこそ楽しい川遊び…その危険性も学びます。
午後は、キャンプの目玉プログラムのリバートレッキング!ヘルメット・ライフジャケットを着用し、キャンプ場脇に流れている上総川に入水。膝の上から腰の高さまで川に入り、森林インストラクターにサポートを受けながら岩や堰堤を乗り越えて上流を目指します。途中、岩をひっくり返して、水生生物を探して観察会も行います。最初は濡れることや川への抵抗があった子供たちも、全身を使って登っていくうちにだんだんと水に触れる面積が増え、最後には笑顔で水に親しむ子供たちばかりでした。
水に親しみながら、滑りやすい岩と滑りにくい岩がどんな違いがあるか、ライフジャケットで脱力して水面に浮かんでみたり、ヘルメットをかぶって川に打たれてみたり、水場の危険性も体験して学べた時間でした。
疲労感と満足感たっぷりにキャンプ場に戻り、着替えを済ませたら、2日間の集大成として感想文をそれぞれまとめて、感想文の発表会をしました。最後にはプログラム修了証が全員に手渡され、2日間のキャンプは幕を閉じました。
オリエンテーション
上手にスタンプ押せたかな?
私たちのテントにようこそ♪
包丁でのジャガイモ皮むきに挑戦
気になるけど、蓋はとりません!
木の上にいるムササビの様子をじっと息をひそめて観察
朝6時のラジオ体操…体はまだ眠い…
朝食にカートンドックを焼きます
2日目はダイドードリンコさんからの提供のお茶で水分補給
林業の話を聞きます
岩の下にはどんな生き物がいるだろう
子どもたちのバランス感覚に脱帽です
2日間のキャンプ思い出いっぱい
集合写真