「【※集合時間変更】河村城址と洒水の滝を巡る」の詳細
日時 | 2024年03月22日(金) 09:00~13:30 |
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場所 | 集 合 JR御殿場線山北駅改札前 9:00 行 程 山北駅→河村城址→展望所→洒水の滝→鉄道公園→山北駅 |
自然観察会
▼集 合 | JR御殿場線山北駅改札前 9:00 |
▼解 散 | 山北駅 13:00 |
▼行 程 | 山北駅→河村城址→展望所→洒水の滝→鉄道公園→山北駅 |
▼講 師 | 森林セラピーガイド 猪坂華英氏 |
▼定 員 | 20人(抽選) |
▼参加費 | 会員 無料 一般2,000円 学生1,000円 ※現地までの交通費は各自負担です。 |
▼雨天時 | 原則として小雨天実施です。コース等の変更をする場合があります。当財団ツイッターでも、開催状況をお知らせしています。 財団公式ツイッター |
▼持ち物等 | 歩きやすい靴、帽子、水筒、筆記用具、雨具 |
▼申込方法 | 【申込受付】受付終了 ①参加希望日と行事名 ②代表者氏名・住所・電話番号 ③会員の方は会員番号 ④メール申し込みのかたはメールアドレス ⑤同伴者氏名・住所・電話番号・会員の方は会員番号 ①~⑤ご記入のうえ、メール/FAX/はがき/イベントフォームにてお申し込みください。 〒220-0073 横浜市西区岡野2-12-20 (公財)かながわトラストみどり財団 みどり企画課 ※FAX:045-412-2300 ※メール:midori@ktm.or.jp |
▼問合せ先 | (公財)かながわトラストみどり財団 ※電話:045-412-2525 |
▼概 要 | 「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に選ばれた河村城址と洒水の滝へのみちを歩きながら森林浴について伺います。 |
「自然観察会 河村城址と洒水の滝を巡る」活動報告書
レトロなたたずまいの山北駅
JR御殿場線山北駅を下車すると、昭和を感じさせるレトロな循環バスと遭遇。街並みも優しい雰囲気で包み込まれている駅前通り。
今回の講師は男女共に人気の森林セラピーガイドの猪坂華英さん。山北町は認定された森林セラピーロードがいくつもあります。
早速、財団が提唱した「かながわのみどりや森林における癒やしスポット」の洒水の滝・河村城址コースへ向かいます。
まずは、河村城址へ。線路沿いには開花を待ちわびるサクラ並木が。ウメやロウバイは例年より早い開花でしたが、サクラはまだ蕾。参加者の皆さんに圧巻の桜並木を見て頂きたかった、と伝えると「自然にはかなわないよ。気にしない!」、「入学式にサクラが咲いてくれた方がいいから、今は咲かない方がいいのよ」等、反対に励ましの言葉をかけていただきました。その後、私たちを待っていたかのような満開のサクラや菜の花を見ることができ、「こんな素敵な風景に出会えて、今日は最高!」という声を聞くと、こちらまでうれしくなりました。
菜の花満開の河村城址展望所
河村城址の展望所からは眼下にひろがる小田原市や相模湾を眺め、また帰り道は県内屈指の障子掘とよばれる堀切を見ました。
洒水の滝では、地上40mの観瀑台が新たに設置されており、その雄大な眺めをみることができました。せせらぎの近くに腰を掛け、セラピーガイドの猪坂さんから、参加者へ「目を閉じてください。風を感じてください。音を聞いてください」との指示があり、それぞれどう感じたか、参加者に感想を聞きます。皆さんからは、「感じる・聞く」それぞれのことに集中した、とのこと。
猪坂さんによると、人間の五感は視覚が83%、聴覚が11%、嗅覚が3.5%、触覚が1.5%、味覚が1%とのこと。例として、かき氷のイチゴ味とレモン味を目隠しして食べると、ほとんどの人が同じ味と答えるそうです。現代人の五感はメディア等の普及により、特に視覚に頼りすぎているので、時々自然を散策し、五感をリフレッシュさせることも必要、とお話をいただきました。
「徒然草」で兼好法師が「何事にも先達のあらまほしきことなり」と綴っていますが、財団の自然観察会では、講師の案内により、ガイドブックだけでは知ることのできない知識を得ることができ、その場で質問をすると答えてくれます。
令和6年度のイベントもどうぞご期待ください!皆さまのご参加をお待ちしています。
〈山北駅前〉
〈講師の猪坂華英先生〉
〈ひっそりと山に咲いていたサクラ〉
〈相模湾を見下ろす展望所〉
〈展望所からの風景〉
〈展望所駐車場付近では、サクラが満開〉
〈観瀑台から見た洒水の滝〉
〈山北町では「ほたるの里(2階建住居)」でお試し居住ができるそうです。詳しくは山北町役場へ。〉