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グリーンメッセージ 5

ヒガラ

「2022かながわ緑の大使」がリレーでメッセージを発信します。

「2022かながわ緑の大使」は県内に在住、通学している中学・高等学校の8名の生徒さんに委嘱されています。「いつ収束するかわからないコロナ禍の中、県内の緑化推進等を行うために自分たちにできることはないだろうか。」と大使たちが相談し、財団ホームページやSNS等を利用し、自分たちの思いをそれぞれ伝える取り組みをリレー形式で始めることにしました。

自分と同じようにみどりを守り、育てたいと思っている仲間(大使)が集まると、初対面とは思えないくらい話が弾み、様々な意見が飛び交っています。

どうぞ暖かく見守ってください。

5回目は神奈川県立神奈川総合高等学校1年の宮田満帆さんです。

宮田 満帆(みやた まほ)さん  (神奈川県立神奈川総合高等学校1年生)

私が「緑の大使」に応募した理由は、日々私たちを支えてくれている森林や緑を守り、未来に繋げていきたいという意識が芽生えたからです。

そのきっかけとして、スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんの影響があります。グレタさんの存在が、「私も何か活動したい」という気持ちを後押ししてくれました。

また、グレタさんのおかげで、森林があたえてくれているものや、私たちが森林にあたえる影響について考えるようになりました。彼女は、地球温暖化を食い止めるために活動しています。地球温暖化対策の一つに、大気中から二酸化炭素を取り除くことがあり、森林はそれに貢献しています。しかし、その森林が、世界的に見ると減少しているのです。

減少の理由として、開発途上国では、海外や安価で取引される木材の需要増加に対応するため、破壊的な森林伐採が行われています。また、日本ではスーパーで当たり前にバナナ、コーヒー、チョコレートなどが売られていますが、原産国の森林は伐採され、プランテーション(大規模農園)になっている、ということも理由の一つです。

生きていくために森林を伐採するしか手段のない国があり、森林は減少しているという現状があります。これは貧困だけの問題ではなく、輸入側・消費者側の責任もあるのではないのでしょうか。

世界の森林と日本の森林はかなり状況が異なるそうですが、まずは神奈川の森林や緑地には今どんな問題があるのかを知り、森林や緑地保全の意義や効果について考えたいです。また、大使としてそれらを皆様に発信していきたいと思います。

宮田

次のグリーンメッセージは小林優美さんです。

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