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令和5年度事業報告

かながわトラストみどり財団

公益財団法人かながわトラストみどり財団事業報告(主な取り組み概要版)

令和5年度(2023/4/1~2024/3/31)

1985年から運動を開始して39年目を迎え、かながわのナショナル・トラスト運動や県土緑化運動を一層推進するため、5つの事業を柱に様々な課題に取り組みました。

1 普及啓発事業

かながわのナショナル・トラスト運動への参加促進を図り、普及啓発や会員募集に取り組みました。

イベントでの普及啓発活動

植物学者の牧野富太郎博士に関する講演会を行うほか、京急百貨店等でのパネル出展や、自然観察会など各種イベントを開催しました。

牧野講演会

かながわ緑の大使がイベントでPR活動

若い世代によるトラスト運動を取り組み、情報発信する活動として、中学生3人が活躍しました。

緑の大使くずはの家での活動

会員募集

ロータリークラブでの講演活動や会員募集推進員の説明会を開催し、会員募集に努めました。

 

相模自然フォーラム

その他の取組

機関誌ミドリの発行、小網代インフォメーションスペースの出展、緑化協力金制度を運営しました。

 

2 地域緑化活動事業

県内各地域の特色を生かした緑化やみどりの魅力を創出するため、活動団体への助成や研修会を行いました。

みどりの実践団体の育成

地域のみどりや身近な自然を守るために活動しているみどりの実践団体に、地域緑化活動助成金交付などの支援とともに、緑化活動の現場で役立つ技術と知識「エンジン機器の基礎」をテーマに研修会を開催しました。

 

みどりの実践団体に登録する

6292

地域のみどり保全活動を支援

かながわのみどりや森林におけるパワースポット10 箇所、癒やしスポット26 箇所をホームページで紹介し、癒やしスポットの中から自然観察会を行うなど、各地域で守られているみどりの魅力や大切さについて周知に努めました。

 

 

3 緑地保全事業

かながわのナショナル・トラスト運動は英国で発展した運動をモデルとして、県が設置する基金と当財団が運動体となり都市近郊で開発されやすい緑地を守り育てる運動です。基金による買い入れや寄贈は神奈川県が行い、土地所有者との保存契約による保全は財団が担う、県と財団が両輪の役割を果たす神奈川方式ともいえるナショナル・トラスト運動です。

保存契約緑地等の維持管理

5緑地の保存契約を継続し、新たに葛葉及び久田緑地の保存契約を締結しました。また、草刈やナラ枯れの被害木の伐採等の適正な管理に努めました。

混交林

トラスト緑地の保全支援

 自主的に保全活動にあたる小網代の森、久田、桜ヶ丘、葛葉緑地の4団体に対して、トラスト緑地保全支援事業として会費や寄附を財源に活動費を助成しました。

その他の取組

 小網代の森保全利活用対策協議会の開催や蟹田沢の保全を行いました。

4 県民参加の森林づくり事業

森林の公益的機能や水源林の大切さを伝えるため、森林づくりボランティア活動や森林インストラクターの養成などを行いました。

ボランティア活動の推進

森林ボランティア活動を企画運営するほか、各地域で活躍する団体の活動発表会や小中高校生及び企業団体の森林体験活動への指導者派遣や用具の貸し出しを行いました。

参加者10,529人/9月24日(日)間伐作業
参加者10,529人/9月24日(日)間伐作業

森林インストラクター活動

ボランティア活動の指導者的役割を担う神奈川県森林インストラクターの養成及びブラッシュアップ研修を行いました。

その他の取り組み

森林づくり普及啓発、成長の森の造成、街頭キャンペーン活動、緑の祭典及び、水源林のつどいなどを開催しました。

水源林のつどい

5 緑の募金事業

緑の羽根で知られる森林整備や緑化の推進のための募金活動です。

地域緑化の推進

 学校緑化の支援や地域住民が自主的に行う植樹活動への助成、丹沢大山地域の保全支援等を行いました。

緑の少年団の活動支援

 森林での体験学習活動等を行う「緑の少年団」の育成強化と活動支援を実施しました。

緑の少年団交流集会
緑の少年団交流集会

その他の取り組み

緑化運動・育樹運動コンクールの開催、竹林整備等支援、(公社)国土緑化推進機構等との協力事業等を行いました。

6 決算報告

令和5年度決算グラフ
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