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2023かながわ緑の大使 活動報告4

やる気にあふれる表情

「第48回コリドー(緑の回廊)を丹沢から」に参加しました!

与那嶺 葵(よなみね あおい)大使は、幼いころから丹沢に足を運び、何度も植樹を行っているので、鎌や鍬を使うのも慣れたものでした。

今回は「かながわ緑の大使」として、緑の募金のお願いや国産材を使用したカート缶の紹介を財団職員と一緒に行いました。

植樹は、斜面の草やススキを鎌で刈り、穴を掘り、苗木を植え、土を被せて踏み固めて終了。文字で書くとなんてことない作業ですが、実際に経験すると「3本で勘弁して~」という声が…。さて、与那嶺大使は何本植樹を行ったのでしょうか?

ヤビツ峠から菩提峠までのハイキングルートを歩き、丹沢の現状を知る

自然環境保全センターの職員さんから説明を受ける
自然環境保全センターの職員さんから説明を受ける

神奈川自然環境保全センターの所長さんや、職員の方がヤビツ峠から菩提峠までのハイキングコースを歩きながら、「かながわ水源林の森づくり」における森林保全の大切さや、苗木を食べてしまうシカ害について、丹沢の現状を話してくれました。道すがら、シカに樹皮を剝がされた木を何本も目にし、また、シカが食べないマツカゼソウが増えていることも、シカの存在を物語っているようでした。ミカン科のマツカゼソウは有毒物質を含んでいるそうですが、葉を触ると柑橘系の匂いがしました(与那嶺大使は手についたマツカゼソウの匂いが取れない、と嫌な顔をしていました)。

【与那嶺 葵(よなみね あおい)・日本女子大学付属中学2年】

先月、「コリドーを丹沢から(※以降、丹沢コリドーと表記)」に参加し、植樹を行いました。私は元々、丹沢山の麓にある丹沢ホームが主催している「森の学校」に欠かさず通っていたこともあり、丹沢コリドーには、家族で何度か参加していました。

丹沢コリドーでは、スタッフとして活動していたため、今回初めて自然環境保全センターの職員さんの説明を受けながら、ヤビツ峠から菩提峠までのハイキングルートを歩きました。3、4年前に1度通ったことがある道でしたが、やはり月日が流れると道の形や植物なども違い、自分の記憶と今の道を照らし合わせながら歩き、なかなか聞くことできないお話を伺いました。

いよいよ植樹です。みんなで何本もの苗と作業道具を持ち、思い思いのところで、植樹を行います。手慣れている作業とはいえ、今年はたくさん雑草の根が張っていたので掘り起こすのにも一苦労でした。はじめに鎌を使って雑草を切り、鍬を使って地面に穴を掘って苗を入れ、目印となるようピンクのテープをくくり付けます。私も、他の方も土を被りながら一生懸命植えました。今年は人数が多いのになかなか苗が減らず、何本かは持ち帰ることになってしまいましたが、私は10本程度は植えられたので満足です。

毎回来るたびに参加者が増えている丹沢コリドー、どんどん色々な人に知ってもらえて植樹やその意義を社会に知ってもらえていると感じました。

木の成長を見越して、広く草を刈る
木の成長を見越して、広く草を刈る
やる気にあふれる表情
やる気にあふれる表情
しっかり根付くよう、踏み固める
しっかり根付くよう、踏み固める
植樹した木には目印のテープを括ります
植樹した木には目印のテープを括ります

かながわ緑の大使として

いつもはスタッフとして参加していた与那嶺大使。

今回はタスキをかけて、大使として募金等を呼びかけます。

美味しい水を得るため、また、野生動物が里山に下りてこないように緑地や森林を保全する必要性ことを多くの人に知ってもらうことが、協力に繋がっていく思っています。

11月の大使活動報告もご期待ください!

緑の募金とカート缶を手にする与那嶺大使
緑の募金とカート缶を手にする与那嶺大使
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