Skip to content
HOME > グリーンメッセージ 9

グリーンメッセージ 9

参加者の皆さまへご挨拶

「2022かながわ緑の大使」がリレーでメッセージを発信します。

4月に大使になってから5か月余り経ちました。各イベントに参加することも大切ですが、自分の気持ちと向き合い、かながわの自然やみどりについてのメッセージを発信することも、大使たちの将来に向けて大きな糧になることと思います。

9回目は自修館中等教育学校5年の請川まりあさんです。

請川 まりあ(うけがわ まりあ)さん  (自修館中等教育学校5年生)

「2022かながわ緑の大使」の請川まりあです。今回、2回目のグリーンメッセージです。

私の学校ではSDGsについて学ぶ機会が多くあり、中等教育学校1年生から6年生まで、世界の様々な問題について考えています。

今回はSDGsの17のゴールの中から、「NO.15 陸の豊かさも守ろう」についてお話ししたいと思います。

「SDGs15 陸の豊かさも守ろう」とは、陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止することを目指しています。簡単に言うと、「陸の生き物や森林を守っていくこと」です。

かながわトラストみどり財団では、緑地や森林の保全を行っています。

私は森林づくりボランティア活動を通じて、森林の大切さを深く感じ、自然観察会に参加して、生き物を取り巻く環境を学び、実際に触れることで緑地保全や生物多様性について更に興味を持つことができました。

日本は国土の7割を森林が占めるほど、緑が豊かな国ですが、都市化や住宅開発が進み、緑地が減少し、過疎化によって荒れた里山ができています。緑の募金やかながわトラストみどり基金等は、緑地・森林保全等に役立てられています。緑地を増やし、森林を整備することで、きれいな空気、おいしい水、地球温暖化を防止することも可能になります。

私は9月下旬に「県民参加の森林づくり」に参加します。これまでに学んだことを踏まえて、一生懸命取り組みたいと思います。

実際に財団の活動に参加し、大使として、活動内容を発信することにより、賛同してくれる仲間が増え、すこしでもSDGsの目標が達成できれば、とても嬉しく思います。

大使発案の募金グッズ。500円以上の募金で差し上げています。

大使全員で考えた募金グッズ。募金は緑地支援に使われます。

【SDGs15 陸の緑も守ろう】

「SDGs14海の豊かさを守ろう」の次に「SDGs15陸の豊かさも守ろう」。

未だに「豊かさも」の「も」という表現に戸惑いがありますが、海と陸は互いに支え合うなかで生態系を形成していることを表すために、14の海の次に15の陸を目標にしたそうです。「森は海の恋人(畠山重篤)」と言われているように、肥沃な森から流れ出す養分が海の生き物に活力を与えます。もし、森がやせ細り、海に水が行かなければ、海の生き物たちもやせ細ってしまいます。

Scroll To Top