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グリーンメッセージ3&2022かながわ緑の大使活動報告

伊茂治大使

「2022かながわ緑の大使」がリレーでメッセージを発信します。

 「2022かながわ緑の大使」は県内に在住、通学している中学・高等学校の8名の生徒さんに委嘱されています。「いつ収束するかわからないコロナ禍の中、県内の緑化推進等を行うために自分たちにできることはないだろうか。」と大使たちが相談し、財団ホームページやSNS等を利用し、自分たちの思いをそれぞれ伝える取り組みをリレー形式で始めることにしました。
 自分と同じようにみどりを守り、育てたいと思っている仲間(大使)が集まると、初対面とは思えないくらい話が弾み、様々な意見が飛び交っています。
 どうぞ暖かく見守ってください。

3回目は渋谷教育学園渋谷中学校3年の伊茂治龍慶さんです。なお、伊茂治大使が参加した5/26(木)「自然観察会 小網代の森ホタルの夕べ2022」の活動報告も併せて掲載します。

伊茂治 龍慶(いもじ りゅうけい)さん  (渋谷教育学園渋谷中学校3年生)

こんにちは。「2022かながわ緑の大使」に委嘱された中学3年生の伊茂治龍慶です。
私は川崎市に住んでいて、幼い頃から緑地や多摩川の自然に触れて育ってきました。そのせいか、僕は自然の中で活動するのが好きです。
休みの日には友達とハイキングレベルの山に登ったりするのですが、その度思うことがあります。人の手が入って整備されている山と整備されていない山、どちらの方が二酸化炭素を減らすことに貢献しているのだろうか?ということです。僕は「整備されている山の方が枯れた木が放置されずに新しい木が育ち良いのかな?」と思いますが、広大なアマゾンの熱帯雨林などは4,500億トンもの二酸化炭素を吸収し蓄えているということを聞くと、「やはり人類は手を出さず全て自然に任せた方がよいのかな?」とも思ってしまいます。
しかし、ほかの観点から見てみるとどうでしょう?日本は自然災害が多く、台風等による土砂災害による痛ましいニュースを目にする度、やるせない気持ちになります。その点を考えると、人が森林を維持管理することにより、土砂災害等の被害を少しでも防げるのではないでしょうか。
林野庁のホームページでは、森林の有する多面的機能の一つとして「土砂災害防止機能/土壌保全機能」がありました。また、林野庁の取組として、山地災害の具体的な対応策に保安林の適正な配備や間伐等による根系等の発達促進を行うことが挙げられていました。
学ぶことは多いですが、僕は人がより安全に暮らし、森を長く守り続けることができるよう、しっかりと森林づくりに関わっていきたいと思います。
是非応援よろしくお願いします。

2022かながわ緑の大使 活動報告

「自然観察会 小網代の森ホタルの夕べ」に参加しました。

伊茂治さんは5月26日(木)「自然観察会 小網代の森 ホタルの夕べ2022」に大使として参加しました。
幼い頃より家族で訪れ、馴染み深い小網代の森を参加者に紹介し、この風景を次の世代へつなげていくために、緑地保全の大切さを伝えていました。

伊茂治 龍慶(いもじ りゅうけい)さん (渋谷教育学園 渋谷中学校3年)

大使としてご挨拶
大使としてご挨拶
小網代の森を紹介
小網代の森を紹介

今回、私は「自然観察会 小網代の森ホタルの夕べ2022」に参加しました。
この小網代の森は「森・谷・川・湿地・干潟・海」が楽しめるとても魅力的な場所です。流域まるごと自然が残された小網代は、人の手が入ることにより様々な生物が住みやすい環境が作られました。
ホタルなどは餌を求めて日当たりの良い場所に生息します。そのため、小網代の森では、ホタルの餌となるカワニナが生息しやすいように、川の周りの草を刈り、日が当たるように保全しているそうです。
観察会では、多くのホタルがあたり一面を占めており、まるでこの世のものとは思えないほどの絶景を楽しむことができました。
また、しっかりと歩くことができる木道が整備されていて、部分的に落ちないよう柵が設置されているところもあり、参加されていた小さなお子さん連れの方も安心して歩けるようでした。
今回見たゲンジボタルは、すぐ近くまで飛来するのですが、なかなか写真に収めることができず、大変でした。
5月26日の小網代の森のホタルはまだまだ出始めで、数は少ないと伺い、是非また見に来たいと思いました。

ゲンジボタル
ゲンジボタル
カメラで捉えるのは至難!
カメラで捉えるのは至難!

次のグリーンメッセージは柏木悠杏さんです。

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