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機関誌「ミドリ」について
2017ミドリ107号「光るミミズって見たことある?」その3
ヒラタキノコバエの一種 | |
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チリメンタケとヒラタキノコバエの一種 |
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くずはの家では、例年秋に行っているきのこの観察会を、今年は6月25日(日)に「きのこウォッチング~初夏の身近なきのこ入門」として行いました。 |
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おわりに |
今でこそ、葛葉川のもたらした多様な環境は、葛葉緑地においてさまざまな生き物を育んでいますが、1960年(昭和35年)頃の航空写真を見ると、葛葉緑地付近は薪炭林として利用されていたようで、急斜面にもかかわらず、皆伐された様子が見て取れます。 葛葉緑地にムササビやニホンリスなど樹上性のリスの仲間が見られないのはそのせいだと思われます。 地上を歩く生き物や羽のある生き物は、その後移り住んできてここに定着しました。 周囲が開発されていく中で、決して広くはない葛葉緑地ですが、それらの生き物たちのシェルターになっているようです。 皆様のお力による緑地の保存で、生き物たちのすみかが未来永劫に維持されていくことを願っています。 |
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ヒラタキノコバエの一種の様子 |
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おわり | |
2017ミドリ107号「光るミミズって見たことある?」その3目次①その1 葛葉緑地の環境 ②その2 ホタルミミズ ③その3 ヒラタキノコバエの一種 |
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高橋 孝洋 元神奈川県立高等学校生物教諭 1980年より秦野市内のホタル類の生息調査および保護活動を行う。 2006年から自然観察施設「秦野市くずはの家」所長に就任。 発光する生物に興味を持ち、葛葉緑地内から2015年ホタルミミズを発見、2017年発光性ツノキノコバエの幼虫を発見した。 葛葉緑地へのアクセス 電車・バスの場合 ●小田急線秦野駅北口よりバスで約7分 神奈中バス2番乗り場から出るどのバスでも、 停留所「宮上」を通ります。 ●菩提経由「横野入口」行き ●大倉入口経由「渋沢駅北口」行き ●榎木堂経由「高砂車庫」行き バス停「宮上」下車徒歩約3分(少し戻る) 車の場合 無料駐車場あり(25台) |
表紙:ヤマユリ
自然への一歩 | 冬から春へ 池のにぎわい 絵 阿木 二郎 文 手塚 真理 |
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葛葉緑地で地質学にふれる 生命の星・地球博物館 学芸員 笠間 友博 |
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光るミミズって見たことある? ~葛葉緑地はいろいろな生き物に出会えるよ~ 自然観察施設・くずはの家 所長 高橋 孝洋 |
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葛葉緑地 アクセスMAP | |
緑の募金 平成29年度 |
緑化運動・育樹運動コンクール受賞作品 |
緑の募金 | 緑の募金による活動報告 |
一里塚・ 四方山話3⃣ |
「ムササビ」 神奈川県森林インストラクター 滝澤 洋子 |
事務局だより | ●小網代の森 アカテガニ放仔観察会2017 ●感謝状贈呈、主催イベント ほか |
ヤマユリ自生地 再生チャレンジ始動 |
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久田緑地での 取組事業 |
製材体験イベント |