三浦半島・小網代の森
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集 合 | 15:30 京浜急行線 三崎口駅改札前 |
時 間 | 15:30~21:00 |
会 場 | 三浦半島・小網代の森 |
ガイド | (特非)小網代野外活動調整会議 |
定 員 | 各回 50名(対象:小学3年生以上) ・受付6/1~7/10、応募多数の場合抽選 ・複数の日程申込不可 ・小中学生は保護者同伴 |
参加費 | 会員 無料 一般 1,000円 学生(小学3年~大学生)500円 集合場所までの交通費は各自負担でお願いします |
現地に駐車場はありません。最寄りの公共交通機関をご利用ください。 | |
雨天時 | 雨天時及び雷注意報発生の場合は中止(当日、正午の気象予報をもとに実施の決定をします) |
当財団ツイッターでも、開催状況をお知らせしておりますので ご確認ください。 財団公式ツイッター |
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持ち物等 | 長靴(膝丈まで海に入って放仔の観察を行います)、長袖、帽子、タオル、着がえ、懐中電灯、軽食、飲物、ビニール袋(ゴミや長靴の持ち帰り用)、虫除けスプレー |
申込方法 |
①参加希望日と行事名 ②代表者氏名・年齢・住所・電話番号 ③会員の方は会員番号 ④イベント申込フォームから申し込みのかたはメールアドレス ⑤同伴者氏名、会員番号(会員のみ)、年齢、学年(学生の場合) ①~⑤ご記入のうえ、 FAX/メール/はがき/イベント申込フォーム にてお申し込みください。 ※対象は小学3年生以上です ※申込が多数の場合は抽選となります。応募締切後に参加の可否についてご連絡します。 ※複数回の申込不可 ※法人会員は一口10名を会員扱いとします ※団体(10名以上)申込の場合は財団事務局までご連絡ください |
問合せ先 |
〒220-0073 横浜市西区岡野2-12-20 (公財)かながわトラストみどり財団 みどり企画課 *電話:045-412-2525 *FAX:045-412-2300 *メール:midori@ktm.or.jp |
内 容
夏の大潮の晩。母ガニは卵を抱え、いっせいに海岸に押し寄せ、子供たちを海に放ちます。観察会では、引橋から干潟までの観察、ガイダンスを受けた後、膝丈まで海に入り、カニの放仔を観察します。
◆アカテガニの放仔(ほうし)について(写真上)
アカテガニは陸地に生息していますが、カニになる前の幼生期は海で過ごします。そのため、産卵するためには、海に降りなければなりません。産卵といっても正確には卵ではなく、「ゾエア」という幼生(ようせい)を海を放すので、「放仔(ほうし)」といいます。アカテガニは小網代の森、干潟、海すべてを使って暮らしています。
◆小網代の森について
小網代の森は、アカテガニなどの多くの生きものたちが棲む自然豊かな緑地です。緑地内の中央を流れる「浦の川」は、源流から河口干潟まで、人工物で遮られることなくつながっており、このような自然環境は関東では小網代の森だけといえます。
詳細:小網代の森について
◆小網代の森保全利活用対策協議会について
民間、行政、団体による連携のもと、環境学習の場として、小網代の森の貴重な自然環境の保全とバランスのとれた適正な利活用が行われるよう、本協議会では緑地の保全・維持管理とともにエコツアーなど利用の推進に取り組んでいます。
協議会の構成団体**
神奈川県、三浦市、京浜急行電鉄㈱、㈱リビエラリゾート、みうら漁協協同組合、(特非)小網代野外活動調整会議、東京環境工科専門学校、三浦市小網代区、(公財)かながわトラストみどり財団
活動報告
三崎口駅に集合後、路線バスに乗り、小網代の森に到着。オリエンテーションと準備体操をした後、班ごとに小網代の森の自然観察会を開始しました。
参加者は講師の説明を聞きながら、森の上部(源流域)から河口に向かって散策し、植生の変化について学んだり、森にすむチョウやトンボ、アカテガニなどの生きものを観察したりと楽しんでいました。
自然観察会の後はいよいよアカテガニ放仔観察会です。講師から説明や注意事項を聞き、長靴に履き替えて海に入ります。日が暮れてしばらくするとアカテガニが森から海にやってきて浅瀬で波が来るたびに体を震わせて子供を産みます。参加者は大人も子どもも真剣な眼差しでその様子を観察していました。
海から上がった後は産まれたばかりのこども(ゾエア)を顕微鏡で観察して観察会は終了。帰路では街灯のない暗い森だからこそ見られる美しい星空にもとても感動していました。
オリエンテーションの様子
自然観察会
自然観察会
カニ芝居(紙芝居)