陽春の湯河原城山を歩こう
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集 合 | JR湯河原駅改札前 9:15 |
解 散 | 15:00 湯河原駅 |
行 程 | 湯河原駅~![]() |
講 師 | NPO法人かながわ森林インストラクターの会 |
定 員 | 80人(先着順) |
参加費 | 会員 500円 一般 1,000円 ※現地までの交通費及び行程途中のバス代は各自負担です。 |
雨天時 | 原則として小雨天実施です。コース等の変更をする場合があります。 |
当財団ツイッターでも、開催状況をお知らせしています。 財団公式ツイッター |
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持ち物等 | 長袖、長ズボン、歩きやすい靴、帽子、 筆記用具、雨具、水筒、弁当 服装:ハイキングが出来る程度(長袖、長ズボン、帽子)、防水性のある履き慣れた靴。 |
申込方法 |
4/1~4/15 森林探訪名、開催日、参加者全員の住所、氏名、年齢、電話番号を記入し、往復ハガキ、またはメールで。 <往復ハガキ> 〒243-0018 厚木市中町2-13-14 サンシャインビル6階604号 NPO法人かながわ森林インストラクターの会 自然観察部会 *メール:kanagawa_shizenkansatu@yahoo.co.jp |
問合せ先 | 担当:赤崎 *電話:090-6150-6173 |
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概 要
城山はその名の通り源頼朝と深い関わりのある土肥氏の城址、当時を偲びながら歩いてみましょう。
活動報告
新緑の見え始める湯河原の城山で、「陽春の湯河原城山を歩こう」が開催された。講師・案内役はNPO法人かながわ森林インストラクターの会から8名のインストラクターが務めた。湯河原駅で集合した後、二台のバスに分かれて、しとどのいわやへ移動。当日は好天に恵まれ、山を登ってから降りるまで最初で最後のきれいなトイレで休憩を終えて、開会の挨拶、散策中の注意事項、救護役で山好きの看護師の紹介を経て、6班に分かれた。各班担当のインストラクターの準備運動をしながら、初めて会う班メンバーと交流した。
種々の花が咲く山の風景と心地よい温かさ、木漏れ日の中、インストラクターの説明を受けながら、各班では班員の体調に合わせてちょうど良いスピードで山を登り降りした。昔はよく食べられていたイタドリを見たり、ウラシマソウに似ているが別もののホソバテンナンショウの特徴を学んだり、ヤブレガサ、キハダ、キブシ、ウリハダカエデ等、身近なものから専門的な知識まで多様な説明がなされた。インストラクター達は、それぞれ仕事の経験や知識によって、説明の方法も内容もいろいろ。花が咲いていたり特徴的な形態の樹木、草花、昆虫、鳥、林業や山の風景など参加者が気になるものをあれこれ聞いたり話しながら歩くと、相模湾と真鶴を一望できる景色を楽しみ、ピクニックグランドに到着して昼食へ。
昼食後、散策を再開。昼食前に見られた生きものとは種類が変わり、シャガ、オニグルミ、シバヤナギ、ヒメコウゾ、ヤマナラシ、オオバヤシャブシ等、人の暮らしがあったところに咲く花や、海浜性で丘陵を好む樹木、林内を好む植物等、短い時間で歩ける中に、いろいろな環境が見られた。城山ハイキングコースの中で唯一、滑りやすく危険な下り坂を越えると、源頼朝が兜を置いたとされるかぶと石が見られた。この景色を最後に、生きものの姿が大きく変わる自然の風景が終わった。その後、城願寺まで下ってゆく。そして城願寺に到着し、石橋山の戦いで平家に敗れた源頼朝を救った土肥実平の一族の墓、伊能忠敬と測量隊の測量記念碑等、湯河原の歴史を学んで自由解散となった。
オリエンテーション、始まります!
班ごとに異なる解説
踏み固まった地面に咲く花を見る
林業があると、山の風景が変わる。
昼ごはん。しばし休憩
真鶴を一望。相模湾が美しい
この植物は何でしょう?
唯一滑りやすく危険な急傾斜を下る
源頼朝が兜を置いたというかぶと石
自由に城願寺の中を散策し解散