御嶽神社のスダジイ林と小田原フラワーガーデンの梅林を訪れる自然観察会(ウォーキング)平成30年2月17日(土)
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「小田原市フラワーセンター梅林」写真:一寸木 肇 概 要 活動報告少し早い春を感じる暖かな日差しの中、自然観察会「御嶽神社のスダジイ林と小田原フラワーガーデンの梅林を訪れる」を実施しました。講師はおおい自然園園長 一寸木 肇 氏です。相模沼田駅前でオリエンテーションを行い、御嶽神社に向かって出発。神社に向かう道中も一寸木先生から新しい道と古い道の見分け方や、変電所などの施設の紹介、街路樹とそこに集まる鳥の話、カヤの実の話などを解説いただき、参加者のみなさんは「へぇー」「なるほど~」などと時折声を上げながら、先生の言葉を聞き漏らさないように真剣にメモを取られていました。 御嶽神社に到着すると、荘厳な鳥居杉が私たちを出迎えてくれました。鳥居杉はかながわの銘木100選に選ばれており、講師の一寸木先生に機関誌ミドリでも執筆いただいています。 御嶽神社叢林では、鳥居杉以外にも、スダジイやタブノキ、ムクロジ、バクチノキなど、様々な樹木を観察することができ、木々が地面にしっかり根を張り、神社を守っているような姿は圧巻でした。 御嶽神社から小田原フラワーガーデンに移動し昼食休憩をとった後は、お待ちかねの梅林です。満開の梅の中を、参加者の皆さんは時折足をとめ、手持ちのカメラや携帯に写真を収めながら少し早い春を楽しまれていました。 小田原フラワーガーデンの梅林を抜け、県立諏訪ノ原公園展望台から明神ケ岳・矢倉岳・丹沢山地を臨みました。展望台対面の山の中に、午前中に前を通ってきた変電所を見つけ「あそこから歩いてきたのか!」「がんばって歩いたねー」「意外と私も歩けるみたいだわ」という喜びの歓声とともに、観察会を締めくくりました。
(写真:財団サポーターイベント写真班 伊藤 務) |