小網代の森アカテガニ放仔観察会2017小網代の森イベント①平成29年7月22日(土)
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集 合 | 15:30 京急線三崎口駅改札前 |
解 散 | 21:00 三崎口駅 |
行 程 | 三崎口駅⇒⇒引橋入口~小網代中央の谷コース~アカテガニ広場~(宮ノ前峠(バス)or引橋入口(バス・徒歩))⇒三崎口 |
講 師 | NPO法人小網代野外活動調整会議 |
定 員 | 各日30名(抽選) |
参加費 | 会員 無料 一般 1,000円 学生(小~大)500円 ※小学生は3年生以上、保護者同伴 ※現地までの交通費及び行程途中のバス代は各自負担です。 |
雨天時 | 雨天時及び雷注意報発生の場合は中止(当日、正午の気象予報をもとに実施の決定をします)実施については財団事務局代表電話(045-412-2525)にてご確認ください。 |
持ち物等 | 長靴(膝丈まで海に入って放仔の観察を行います)、長袖、帽子、タオル、着がえ、懐中電灯、軽食、飲物、ビニール袋(ゴミや長靴の持ち帰り用)、虫除けスプレー |
申込方法 |
申込期間 6/1~30(抽選) ①参加希望日と行事名 ②代表者氏名・住所・電話番号 ③会員の方は会員番号 ④メール申し込みの方はメールアドレス ⑤同伴者氏名・住所・電話番号・会員の方は会員番号 ①~⑤ご記入のうえ、メール/FAX/はがき/イベントフォーム にてお申し込みください。※対象は小学3年生以上です。 ※申込が多数の場合は抽選となります。応募締切後に参加の可否についてご連絡します。 ※複数日の申込は不可。 ※法人会員は一口10名を会員扱いとします。 ※団体(10名以上)申込の場合は財団事務局までご連絡ください。 〒220-0073 横浜市西区岡野2-12-20 (公財)かながわトラストみどり財団 みどり企画課 *FAX:045-412-2300 *メール:midori@ktm.or.jp |
問合せ先 | (公財)かながわトラストみどり財団 *電話:045-412-2525 |
概 要
夏の大潮の晩。母ガニは卵を抱え、いっせいに海岸に押し寄せ、子どもたちを海に放ちます。観察会では、引橋から干潟までの観察、ガイダンスを受けた後、膝丈まで海に入り、カニの放仔の観察を行います。
活動報告
真夏の空の下、アカテガニ放仔観察会を開催しました。講師はNPO法人小網代野外活動調整会議のみなさんです。
参加者の皆さんは三崎口駅前に集合し、小網代の森へ移動。オリエンテーションと準備運動をして、班ごとに自然観察会に出発します。
観察会では、黒蝶が集まるクサギや蛇のようなシルエットのジャヤナギ、シオカラトンボをはじめたくさんのトンボ、白くかわいい花をつけたヤブミョウガ、黄色い花を見事に咲かせたハマカンゾウなど小網代の森の動植物を間近で観察することが出来ました。
太陽が西に傾き始めたころ、皆さんお待ちかねのアカテガニ放仔観察会の始まりです。
講師からアカテガニについての説明や観察する際の注意事項を聞き、長靴に履き替えて海に入ります。夕暮れを迎えた頃、数匹のアカテガニが草むらから姿を現しました。参加者の皆さんは、アカテガニが警戒しないようにじっと息を潜ませて、放仔をするのを待ちます。少しするとあっちからもこっちからも「放仔した!」「カニさんがブルブルしている!」と声が上がりました。放仔がピークを迎えた頃には、次から次へと海に入り放仔をするアカテガニの様子を観察できました。
街灯の無い真っ暗な帰り道、「カニさんいっぱいすごかったね!夏休みの1番の思い出!」と小学生の女の子が嬉しそうに話してくれました。
オリエンテーションの様子
自然観察会の様子
自然観察会の様子
ハンゲショウ
オオシオカラトンボ
日が西に傾き始めました。
アカテガニの解説と観察するうえでの注意をかに(紙)芝居でわかりやすく教えていただきます。
小網代の森の生き物たちを観察
海に入りアカテガニがやってくるのを待ちます。
海に向かうアカテガニ
放仔された幼生ゾエア