(写真 左:高野の切通 右:建長寺半僧坊)
内 容
財団創立30周年を記念し、日本のナショナル・トラスト運動発祥の地である鎌倉をめぐるハイキングを企画しました。
コースは北鎌倉駅を出発し、住宅地にひっそりと残る高野の切通、かつて相模、武蔵、安房、上総、下総、伊豆の六国を見渡せた六国見山、そして天園ハイキングコースを通り建長寺へ向かい、最終到着地は鶴岡八幡宮の裏山の御谷(おやつ)の森です。
御谷は、昭和39年に宅地造成計画が持ち上がりましたが、地元から始まった反対運動が全国に広がりました。その結果、全国からの寄付や鎌倉市からの援助金によって1.5ヘクタールを買取り、守られた場所です。
その後、この運動が契機となり、昭和41年に古都保存法が制定され、この御谷は日本のナショナル・トラスト発祥の地、古都保存法発祥の地と呼ばれています。
※健脚コース 距離:5.67km 高低差:約130m アップダウンあり
六国見山展望台
御谷(おやつ)の森
活動報告
財団創立30周年記念として日本ナショナル・トラスト運動発祥の地である鎌倉を巡るハイキングイベントを開催しました。北鎌倉駅からスタートし、髙野の切通、六国見山展望広場、建長寺そして、ゴールを御谷の森としました。
途中、北鎌倉湧水ネットワークから六国見山の保全活動などの説明を受けつつ、最後に御谷の森では(公財)鎌倉風致保存会から、御谷の保全の経緯や現在の活動について解説をいただきました。
約5.67キロの道のりでしたが、晴天に恵まれ、快適な散策日和となりました。 (staff: ichi, min, sai)

ちょうど紅葉が見頃

髙野の切通へ

住宅街にひっそりと残る切通

保全されている森(六国見山)

説明を受ける参加者

展望広場へ

富士山がよく見えました

御谷(おやつ)の森